詳説 バーゼル規制の実務
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定価:
4,000円(税別)
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著者:
大和総研金融調査部制度調査課 吉井一洋・金本悠希・小林章子・藤野大輝
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発行:
2019年7月4日 488P
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発行所:
きんざい
銀行には、バーゼル規制と呼ばれる健全性規制が課されており、2022年に大幅な改訂が予定されています(バーゼルⅢの完全適用)。バーゼル規制は自己資本比率規制が代表的ですが、国際的に業務を行っている銀行には、それに加えて流動性カバレッジ比率規制やレバレッジ比率規制が課されており、これらの内容は銀行や銀行と取引を行う業者の担当者には必須な知識です。
本書は、バーゼルⅢの完全適用に向けて、バーゼルⅢに至る経緯や従来の規制内容を含め、基本的な考え方や具体的な計測手法を体系的に解説しています。2019年3月末から適用されているTLAC規制、証券化商品やファンドの取扱いの見直しや、2019年1月に合意されたマーケット・リスク規制の見直しも盛り込んでいます。
目次
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第1章
バーゼル規制とは
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第2章
自己資本比率規制
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第3章
自己資本比率規制の見直し
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第4章
金融機関の破綻処理とG-SIBに対するTLAC規制の導入
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第5章
流動性カバレッジ比率規制
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第6章
安定調達比率規制
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第7章
レバレッジ比率規制
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第8章
レバレッジ比率規制の見直し