習近平時代の中国人民元がわかる本
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定価:
1,500円(税別)
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著者:
川村 雄介(監修・著)、大和総研(著)
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発行:
2013年8月20日 167p
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発行所:
株式会社近代セールス社
内容
経済的に影響力が増した中国で習近平政権が誕生して半年が過ぎようとしています。本書ではその中国が世界にアピールできる1つの武器として認識されている通貨・人民元にスポットをあてました。日本と中国の間では人民元-日本円の直接取引が2012年6月から開始され話題となりましたが、欧米でも人民元取引を巡る交渉が活発化しています。人民元を通して、世界が中国をどのように捉え、その中で、日本はどのように付き合っていくべきか、今一度考えるタイミングを迎えました。本書は、人民元に対する素朴な疑問を整理する、または、人民元戦略にみる習近平政権の金融“改革”を理解する、投資対象としての人民元の魅力と留意点などを把握する、というように幅広いニーズに応えられる内容になっております。是非、一読して頂ければと思います。
目次
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第1章
中国と人民元のいまを読む~理解を深めるためのいくつかの視点~
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第2章
人民元相場の「これまで」と「これから」~切り上げ問題はどう動いていくか?~
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第3章
人民元の自由化・国際化を理解する~その現状・未来と世界経済への影響~
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第4章
投資対象としての人民元を考える~自由化の中で広がる選択肢~