経済ナゾ解き隊—お金のホントを知る—
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定価:
1,000円(税別)
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著者:
岡野 進
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発行:
2012年5月31日 237p
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発行所:
朝日学生新聞社
内容
長年、エコノミストとして経済の動きの最前線に立ち会ってきた著者が、考える子どもを念頭に、お金をキーワードとして、わかりやすく語りかけます。経済というものを基本から知りたい、考えたい大人にもおすすめの本です。
日本は今、原子力発電所の再稼動、巨額の財政赤字、年金、経済格差など、様々な問題に直面しています。これらの根底にあるのは、お金です。お金は命の次に大事なものと言われることがあります。お金というとすぐにお札を思い浮かべがちですが、本当はどういうものなのか、どんなふうに働くものなのか。
本書は、お金の始まりから昨今の国際的な金融危機まで、経済全体をわかりやすく解説しています。一通り読めば、世界の経済の流れが見え、世の中をかしこく生きる知恵として、お金の常識を理解することができます。
目次
- お金のナゾ
- 生産の発達
- 技術の進歩
- 市場の働き
- 働くこと
- 外国との経済関係
- 企業の役割
- 家の中のお金
- 景気は良くなったり悪くなったり
- 政策や制度を支えるお金
- 金融—お金の取引
- 国民経済計算—国の家計簿
- 経済Q&A