デフレはなぜ怖いのか
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定価:
680円(税別)
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編著者:
原田 泰(大和総研 チーフエコノミスト)
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発行:
2004年10月20日発行 新書判・184p
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発行所:
文芸春秋(電話03-3288-6225)
内容
デフレが回り回って我々の生活に壊滅的な打撃を与えるメカニズムを解明。そしてそこから脱却するための方法を明快に提示する!
敗戦直後の一時期を除いて日本経済はずっとインフレ基調の中にありました。つまり物価は常に上昇し、家計を圧迫してきたのです。そのため、最近のデフレ傾向を、物価が下がるのなら結構じゃないか、と歓迎するむきもあります。しかし、デフレはやはり「死にいたる病」なのです。日本経済がデフレに陥った理由、そしてそこから脱却する道を明快かつ平易に解説し、内心ではデフレを歓迎している一部の銀行や官僚の怠慢を鋭く指摘します。
目次
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はじめに
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第1章
デフレーションとは何か
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第2章
デフレで何を失うのか
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第3章
なぜデフレが続いているのか
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第4章
どうすればよいのか
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第5章
19世紀にはなぜデフレが続いたのか
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第6章
アメリカの大恐慌とデフレ
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終章
なぜ人々はデフレを終わらせようとしないのか