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ポスト再編コンサル

M&Aや組織再編を行った後、企業グループで新たな経営課題が浮上することがあります。 グループの枠組みを新しくすることで、それに合わせた新たな戦略やガバナンス、人事の仕組みなどが必要になるものの、対応が不十分だとそれらが課題として顕在化します。 大和総研では、そうした企業グループに対して「ポスト再編コンサルティング」をご提供しています。

ポスト再編コンサルティングの概要

ポスト再編コンサルティングルとはどんなコンサルティングなのか、もう少し詳しくご説明しましょう。

最近、目立つ事件。グループ経営が改めて問われている

近年、グループ経営に絡む事件が増えています。 子会社による不正会計がグループ全体を揺るがすようなケースや、買収により獲得した子会社の業績が期待を大きく下回り、のれんの減損をめぐって問題が生じるようなケースが発生しています。 こうした事態については、「予兆はあったものの手を打つことができなかった」という面もあるでしょうが、根本には「グループ全体に目が行き届いていなかった」ということがあると思われます。 グループ経営をいかに機能させるか、今、それが問われています。ではグループ経営をきちんと機能させるためには、何が必要なのでしょうか?

グループ経営を機能させるためには三つの視点が大事

グループ経営を機能させるためには、三つの視点で見ることが大事です。

一つ目は、「グループとしてのビジョン・戦略」です。グループの事業領域や活動領域が広がれば、広がるほど、グループとしての方向付けが大事になります。 二つ目は、「グループガバナンス」です。グループが目指す方向を浸透させ、行動に規律を与える仕組みです。これには役員人事、権限の付与、財務面でのコントロールなども含まれます。 三つ目は、「組織・人事の仕組み」です。グループが目指す方向に即して組織体制を整備し、役割・貢献に応じた評価・報酬制度をつくることが大事です。 こうした要素がバランスよく働くことによって、全体としてのグループ経営が機能します。 こうした要素については常に見直していくことが不可欠です。

暴走させないためにはチューニングが必要

車が急カーブに差し掛かっても、自分の乗り方をわきまえていて、見えないところまできちんと車のチューニングをしている人の運転であれば安心です。 逆に、足回りやブレーキがしっかりしていないのに、スピードを上げるような運転は命取りです。 企業グループにとっても同じです。例えば、安定・効率を重視した経営から、成長を志向する経営に会社の力点を変えていこうとする場合には、それに合せてグループガバナンスをチューニングすることが大事になります。 また、外部環境が激変したため、平坦で見通しが良い道だと思っていたら、下り坂で見通しが悪いところに来ていたということもあるでしょう。 今ある市場がいつまでもあるとも言えません。そうした中、ビジョン・戦略の見直しを行なわれなければ、将来性がない領域に経営資源を費やすことにもなりかねません。 大事なのは、外部環境や企業グループの成長ステージに応じて、グループ経営の仕組みをチューニングしていくことです。

チューニングがうまくできず失敗した事例

「子会社による不正会計」や「多額ののれんの減損」も、グループ経営の仕組みを上手くチューニングできなかった事例と言えます。 「子会社による不正会計」のある事例では、稼ぎ頭の子会社に対して、親会社である持株会社のコントロールが及ばなかったようです。稼ぎ頭で独立性が強い子会社だからこそ、逆に押さえるべき部分は押さえることが必要だったといえます。 「多額ののれんの減損」のある事例では、外部環境が激変してもビジョン・戦略を見直しませんでした。損切りするのではなく、「のれんの減損」を先送りすれば、辻褄を合わせるために色々と工夫をせざるを得ません。結果的に、傷を深くしてしまいました。

なぜ、チューニングできないのか?

もちろん、経営者の方々は、こうしたことは重々承知だと思います。 しかし、「わかってはいるけれどもできない」ということもあります。議論が進まない理由は、主に三つあるようです。 一つ目は、議論が『堂々巡り』することです。「鶏が先か、卵が先か」といったパターンが多いと思います。 二つ目は、『ちゃぶ台返し』です。議論が煮詰まってきたところで、突然、「そもそも」論が出てきて、収拾がつかなくなるようなパターンです。 三つ目は、組織のある種のしがらみ、『組織間の感情的対立』といった側面です。 こういった理由で議論がなかなか進まない、何とかしなければいけないのはわかっていても、変えることができない。そういう企業は多いようです。

議論をすすめるためには

議論を円滑に進めるためには、まず、議論の枠組みをつくることが大事です。

  • 議論の範囲をどこまで広げるか?
  • どこから手を付けるか?
  • どういうメンバーで、どのような議論をするか?

といったことです。でも、自分たち当事者だけでは、それが難しいという声を聞きます。もしそうだとしたら、 こうした議論の枠組みをつくる段階から、その枠組みにそって議論を進めるところまで、第三者を交えて行うという方法もあります。 大和総研のポスト再編コンサルティングは、まさにそのお手伝いをするものです。 「ビジョン・戦略」「グループガバナンス」「組織・人事の仕組み」の三つの視点に即してグループ内の課題を整理し、対策の検討・優先順位づけを支援します。すなわち、グループ内の”チューニング”のお手伝いをするのが、大和総研の『ポスト再編コンサルティング』なのです。

「ポスト再編コンサルティング」のパンフレット

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