暗号資産(仮想通貨)

 暗号資産(仮想通貨)とは、硬貨や紙幣といった現金と同様に、モノやサービスを購入・売却できるデジタル通貨、あるいは暗号通貨のことです。法定通貨や電子マネーと異なる特徴として、発行主が存在しない点や独自の通貨を作成できる点があります。暗号資産の代表例として、ビットコインが挙げられます。一部の国ではビットコインの法定通貨化を進める動きや実際に法定通貨にした事例も存在します。

 銀行口座を持たない途上国に対する送金を目的として創られた暗号資産については、2017年4月1日に施行された改正資金決済法によって、日本でも正式な決済手段として使用できるようになりました。また、2019年5月の同法改正では、「仮想通貨」という呼称が「暗号資産」に変更されました。法定通貨と誤解されることを防ぎ、かつ国際的な場で用いられる表現に統一することが主な変更理由です。

レポート・コラム

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暗号資産に関する外為法改正 2022年06月20日 | 大和総研 | 金本 悠希

2021年03月23日
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