カーボンニュートラル

 カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量から吸収量を差し引いてゼロになる状態のことを指します。また、カーボンニュートラルの達成に向かっていくことを「脱炭素化」といいます。

 パリ協定においては、先進国に限らず途上国を含めた全ての参加国が温室効果ガスの排出削減目標を掲げました。日本では、2050年までにカーボンニュートラルを実現するための取り組みが進められています。例えば、国内の半導体・情報通信産業においては、デジタル化によるエネルギー需要の効率化と、デジタル機器そのものの省エネ・グリーン化という二つのアプローチがあります。具体的には、サーバやストレージなどを仮想化したクラウドサービスの活用、再生可能エネルギーの利用効率の最適化を目的とした電力データの可視化といった取り組みを進めています。

レポート・コラム

2022年09月22日
GXで期待されるトランジションボンドの特徴と注目点 2022年09月22日 | 大和総研 | 長内 智 | 細田 健介

2022年07月07日
低・脱炭素経済に向けた移行計画 2022年07月07日 | 大和総研 | 渡邊 秀人

2022年03月16日
戦略ツールとしてのインターナルカーボンプライシング 2022年03月16日 | 大和総研 | 吉村 浩志