中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency 略称CBDC)とは、国家や特定地域の中核である「中央銀行」が発行するデジタル通貨の総称です。
この分野は中国が意欲的に取り組んでおり、中央銀行デジタル通貨「デジタル人民元」は、2021年12月時点で取引金額は875億元(約1兆6,625億円、1元=19円で計算)、専用アプリのダウンロード数は2億6,000口座とも言われています。
一方日本においては、中央銀行である「日本銀行」は現時点ではCBDCの発行予定は無いとしてますが、今後、急速にニーズが高まる可能性を見据え、2021年4月より実証実験を開始しています。
レポート・コラム
2022年01月13日
中央銀行デジタル通貨の新展開と日本への示唆 2022年01月13日 | 大和総研 | 長内 智 | 中田 理惠