専門分野を
徹底的に探究し、
熱意を持って
社会へ発信
リサーチ部門
調査本部
金融調査部
【2021年入社】
矢田 歌菜絵
学生時代
理学部物理学科で超伝導について学びました。また、塾講師のほかデータベースを扱うアルバイトをしていて、そのとき学んだプログラミングなどの技術は就職してからとても役立ちました。
【入社を決めた理由は?】
幅広い業界のさまざまな会社にエントリーして就職活動を進めるうちに、金融系のリサーチの仕事に興味を持ちました。その中で大和総研は人柄の良い方が多く若いうちから貪欲に成長できそうな印象で、海外留学制度があるのも魅力的でした。他にも気になる会社があったので悩むところはありましたが、最終的な決め手は「自分がわくわくできそう」という直感でした。
【キャリアサマリー】
配属以来、研究員として会社法や金融商品取引法といった金融・証券市場に関する法制度ならびにコーポレートガバナンスコードなどのソフトローの調査・分析に従事しています。レポートの執筆やセミナーへの登壇、事業法人や機関投資家を対象としたレクチャーも担当しており、わかりやすく丁寧な解説を通じて公正な市場形成への貢献をめざすとともに、勉強会を開催するなど社内での知見の共有にも注力しています。2026年9月よりイギリス・ケンブリッジに留学し、さらなるスキルアップをめざしています。
-
1 年目
入社/配属
金融・証券市場の制度を担当し、調査・分析ならびに社内外への発信を行う。
-
6 年目
留学
コーポレートファイナンスを学ぶためイギリス・ケンブリッジへ
【インタビュー】
どんな仕事?
未経験のハンディを克服するべく、
地道な勉強で知識を習得
法制度のような少しずつ変わっていくものを長いスパンで追ってみたいという思いがあったので金融調査部を希望し、制度調査課に配属されました。金融・証券市場の制度を研究する仕事なので堅苦しい条文を読む必要がありますが、これは意外と抵抗なく受け入れられたように思います。法律の条文は書き方に一定のルールがあって、こう書けばこういう意味が生じる、という法則性があるところは物理学と似ていたのです。だから読み解き方は一緒だな、と思いました。とはいえ未経験からのスタートで絶対的に知識量が不足していたので、本をたくさん買って退勤後や休日に勉強しました。もともと調べるのが好きだったので、苦にはなりませんでしたね。
仕事で求められることは、
大学まで学んできたこととは違う
OJTチューターの先輩も粘り強く面倒を見てくださいました。未経験ゆえに初歩的な質問も多くしたと思うのですが、嫌な顔1つせず「いい着眼点だね」とか「よく気づいたね」というふうに、自信を持たせつつ成長を後押ししていただいたように思います。こうして手取り足取り教わる立場だったので、2年目の終わりくらいに後輩が入ってきて、指導する側になったときはとまどいがありました。大学での研究と違って大和総研の研究員としての仕事は必ず社会におけるニーズが求められますし、同じ内容でも発信する相手によって伝え方を工夫する必要があります。入社してくる後輩たちは知識があってモチベーションも高いのですが、発信先をイメージしきれていない場合があるので、どのようにアドバイスすべきか今も悩みながら試行錯誤しています。
難しい法制度を
丁寧に解説することが
公正な市場の形成につながる
制度調査課の仕事を4年あまりやってきて、特に印象に残っているのは、制度の大幅な見直しを受けて、10年以上前に先輩が作成した大作レポートの改訂に携わったことです。レポートを公表した数日後に友人から「仕事の関係で解説書を探していて、わかりやすいのを見つけたと思ったら、あなたが作ったものだった」という連絡をもらい、自分の仕事が身近なところでも役に立っていることを実感しました。この分野は専門用語が多く内容も複雑ですが、わかりやすく丁寧に解説することで読者の方の理解が深まり公正な市場の形成につながるので、非常に意義の大きい仕事だと思っています。
お客様に「よくわかりました」と
言っていただくために
法制度に関するセミナーに登壇したり、レクチャーを行うこともあります。特に多いのは大和証券グループのお客様を対象としたもので、事業会社のほか機関投資家の方もいらっしゃいます。このような場で心がけているのは、企業の事業内容や組織構造に合わせて具体的な例を用意し、それに沿って説明することです。全員に納得していただくのは本当に難しくて、毎日のようにどうすればいいのか考えていますが、お客様から「よくわかりました」と言われたときはとても嬉しく、やりがいを感じますね。
熱意があるからこそ、
思いが相手に伝わる
そのほか、Teamsを利用して他部署の社員を対象とした法制度のオンライン勉強会を開催することもあります。こうして知見を共有するカルチャーがあるのも、大和総研の良いところですね。この会社はフラットな雰囲気で親切な方ばかりですが、内では熱い思いを持たれていて、ご自身の道を究めるために日々努力しています。コミュニケーションにおいてはこの熱意というのがすごく大切で、金融系の法制度のような堅い内容であっても結局は人間と人間の対話なので、熱いものがないと相手に伝わらないと思います。今就職活動をしている方々も、いろいろなことに挑戦して、熱い思いで取り組めることを見つけてほしいですね。
ピラティスや歩行で
健康増進しつつリフレッシュ
仕事がフレックスタイム制なので、地下鉄の混雑を避けるために朝早く出社するようにしています。そのぶん早く退勤できるので、勉強したり趣味を楽しんだりと有効活用しています。あと、健康には気をつけていますね。座って作業することが多く腰に負担がかかっているので、最近ピラティスに通い始めました。また、歩くのが好きなので、歩数を計測するアプリで目標を設定して、毎日達成をめざして頑張っています。東京の街をぶらぶら歩いていると企業の本社を見つけることも多く、仕事モードになって「ここにこんな会社があるんだ」と思うこともあります。
ケンブリッジに留学し、
スペシャリストとしてさらなる
進化をめざす
会社の制度を利用させていただき、2026年8月から1年間イギリスのケンブリッジに留学しています。コーポレートファイナンスを中心に勉強する予定で、日本に帰ってきたらイギリスで得た知見を生かし、より広い視野で制度の影響を合理的かつ定量的に分析して説明できるようになりたいですね。困ったときに「矢田さんに聞いたら何かわかるかも」と思ってもらえる存在になれば、もっと社会に貢献できると思います。世の中の仕組みを探りたいという探求心は物理を学んでいた頃から変わっていないので、それをエネルギーにしてさらに成長していきたいですね。
※記載された原稿は取材当時の内容です。