ゼロデイ脆弱性とは、ソフトウェアに新たな欠陥が発見されてから対策が確立されるまでの間に存在する脆弱性のことです。脆弱性に対する修正プログラムが提供されていない状態のため、サイバー攻撃（ゼロデイ攻撃）を受けるリスクが高まります。
近年、悪用されたゼロデイ脆弱性の件数は増加傾向にあります。増加の要因として、サイバー犯罪者の間で売買される脆弱性を攻撃するツール（エクスプロイト）の市場が拡大していることや、一方で防御が強化されたことにより、多くの脆弱性が検知できるようになったことも背景の一つです。
ゼロデイ脆弱性の対策としては、ソフトウェアを常に最新の状態にすることや、セキュリティソフトの導入が有効です。
