セキュリティセミナー(協賛:Akamai)開催報告 ~セミナー当日の様子を紹介~

 大和総研は、アカマイ・テクノロジーズ合同会社(以下、Akamai)と協賛で、2025年2月18日(火)にセキュリティセミナーを開催しました。本記事ではセミナー当日の様子と、講演内容をご紹介します。

はじめに

 昨今、サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティリスクが一層高まる中で、「自社のセキュリティ対策に不安を感じる」、「どのような対応が必要なのか分からない」などの課題を抱える企業が増えています。
 企業から寄せられる課題に対し、課題解決のヒントとなることを目的として、大和総研はAkamaiと協賛で当セミナーを開催しました。当日は約70名にご来場いただき、満席に近い大盛況でした。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

写真1.セミナーの様子(大和総研撮影)

セミナーの様子

 セミナーは、笹川平和財団 上席フェローの渡部 恒雄氏による基調講演から始まり、大和総研とAkamaiの研究員が、サイバーセキュリティに関する政策・法制度の最新動向から、マイクロセグメンテーションの導入事例・ベストプラクティスまで、幅広くご紹介しました。
 ここでは、大和総研の研究員の登壇を中心にセミナーの様子をお伝えします!

 デジタルソリューション研究開発部シニアスペシャリスト 横平 健が、「サイバーセキュリティに関する政策・法制度の最新動向及び求められるセキュリティ対策」と題し、国際情勢に起因するサイバー攻撃の現状と、2024年10月に金融庁が公表した「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」の概要と主なポイントを解説しました。
 昨今、国家が関与する高度なサイバー攻撃のリスクが高まり、攻撃を完全に防ぐことが難しくなっています。サイバー攻撃を受けても被害を最小限に抑え、迅速に回復する能力「サイバーレジリエンス」の強化に留意した対策が重要と言えます。

写真2. 登壇する横平シニアスペシャリスト(大和総研撮影)

 次に、デジタルソリューション研究開発部シニアスペシャリスト 田川 晋作が、「大和総研におけるマイクロセグメンテーションの導入事例」と題し、大和総研の実環境にマイクロセグメンテーション製品「Akamai Guardicore Segmentation(以下、Guardicore)」を導入・検証した結果と今後の展開を紹介しました。
 大和総研はGuardicoreについて、ネットワークの可視化・通信制御、セキュリティインシデント発生時の対応迅速化といった観点で高く評価しています。今後は、実際の通信に対する要件・ルールの整備等が重要になると考えています。

写真3. 登壇する田川シニアスペシャリスト(大和総研撮影)

 セミナーの満足度アンケートでは、アンケート回答者のうち「満足」「やや満足」と回答した方が92.6%に達し、非常に高い評価を得ることができました。また、

  • 自分で学んでいるだけでは分からない内容も、かみ砕いて説明されておりよく理解できた

  • 大和総研によるユーザ視点での事例の詳細説明が分かりやすかった

  • Guardicoreについて資料を読むだけでは理解できなかった部分が、本日の説明でより理解できるようになった

などのコメントをいただきました。今回のセミナーが、企業のセキュリティ対策を推進する皆さまにとって参考となれば幸いです。

終わりに

 今回は、Akamai協賛のもと、大和総研が開催したセキュリティセミナーの様子をご紹介しました。
 大和総研では、金融機関をはじめとするさまざまな企業のサイバーセキュリティ対策支援で培った実績を活かし、ご支援を行っています。ご要望・ご不明点などがありましたら、ITソリューションサービスサイトよりお問い合わせください。

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