INTERVIEW

専門的スキルを習得し、データサイエンティストとして活躍したい

  • システム
  • エキスパート・コース

2013年入社
フロンティア研究開発センター
データドリブンサイエンス部松井 亮介

仕事内容

わたしの主な仕事内容

  • データサイエンス

    データサイエンス

  • 技術研究・開発

    技術研究・開発

データサイエンスのプロとして社会課題解決に挑む

先端技術に関する研究開発をミッションとするフロンティア研究開発センター。私はここでデータサイエンスを活用したシステム開発に取り組んでいます。現在参画しているプロジェクトは、大手証券会社の売買審査業務を高度化するためのAIシステム開発。具体的には、証券取引における不正を自動的に検知するための技術開発です。
近年は証券取引そのものの高度化・高速化が進んでおり、不正行為も複雑化しています。こうした社会的課題に対し、最新のデータサイエンスによってこれまでは発見が難しかった不正を見つけ出し、証券取引市場の健全化を実現することが私たちのミッションです。大和総研をお客様に選んでいただける企業となるべく、データサイエンスのプロとして、寄り添いながらプロジェクトを推進しています。

SECTION.01

仲間と共に困難を乗り越え、高度なシステム開発を実現する

AIシステムの開発にあたっては、1日あたり数億件というこれまでに経験したことのない膨大な取引データ量を扱いました。どのようにデータを加工し、どのようなAIモデルをつくり上げるのか、メンバーと共に試行錯誤を繰り返す毎日です。難しい課題に向き合う楽しさと、技術的知見が増えていくことに喜びを感じています。
私はプロジェクトリーダーとしてチームビルディングにも注力しました。一人ひとりが自らの役割や使命を考えながら仕事に取り組めるように、あえてはじめから明確な役割分担はしない。お互いフラットに意見を伝えられるように、いわゆる心理的安全性の確保を意識する。それが私の取り組むチームづくりです。素晴らしい仲間たちと共に、高度なAIシステムの実現を目指します。

SECTION.02

心に残ったエピソード

チャレンジングな案件から大きな学びを得た

今から4年ほど前に担当したプロジェクトが、現在の仕事のベースを築いてくれました。それは5つの金融機関に向けてそれぞれにAIプラットフォームを導入する案件。プロジェクトリーダーという初めての役割のなかで、新たな技術的知見を求められたり、スケジュール上の課題があったりと、入社以来最も忙しい日々を過ごしました。苦労もありましたが、この時の経験が現在のプロジェクトに大いに活きています。また、「チーム」というものの重要性を理解するきっかけにもなり、私のターニングポイントとなった案件です。

EPISODE

私が描く未来

技術力とマネジメントスキルの両方を追求

現在も取り組んでいるデータサイエンス分野の研究開発において技術を追求しながら、並行してマネジメントスキルも磨いていきたいです。一般的にはキャリアアップによって徐々にマネジメントが中心になるケースが多いと思いますが、私はずっと現場の最前線で技術も磨き続けながら、技術力とマネジメントスキルで課題解決に貢献していきたいと思います。それと同時に、最高のパフォーマンスを発揮できるチームづくりにも取り組みたいです。技術追求とマネジメント、どちらも両立する新しいマネージャー像をつくっていきたいと思います。

FUTURE

これまでの歩み

  1. 学生時代

    数学や物理の研究に注力。テストの採点を行うアルバイトを経験。

  2. 就活〜大和総研内定

    学生時代から「金融」と「システム開発」に興味・関心があり、その両方に関われる大和総研を志望。

  3. 入社~/ITコンサル

    事業会社のお客様に向けたITコンサルティング、プリセールス活動に従事。お客様先に常駐した経験も。

  4. 部署異動~/先端技術の研究・開発

    新しい仕事に挑戦したいと異動を希望。ここでは研究開発だけでなく、お客様へのITコンサルティングも行っていることを異動後に初めて知った。

  5. 現在/データサイエンス活用

    データサイエンティストとしてAIシステムの研究開発に取り組みながら、プロジェクトリーダーとしてチームづくりにも注力。

学生へのメッセージ

専攻にとらわれず幅広い業界に目を向けてほしい

私は工学部の出身ですが、専攻にとらわれず金融やインフラ、不動産等、幅広い業界の選考に参加しました。そこでさまざまな企業の方にお話を聞くうちに、徐々に企業選びの軸が定まっていきました。回り道のようでも、こうしたプロセスを経たことが結果的には良かったと感じます。興味があった金融分野に貢献しながら、自分の知識や経験を活かしてものづくりができる点に惹かれて大和総研を選びました。現在の仕事は、目的を達成するためのアプローチやゴール設定の正解が1つではないので、それらを自分自身で考えながら仕事を進められる点に面白さを感じます。もちろんそれだけ工夫が必要ですし、簡単ではありませんが、お客様の期待を上回るアウトプットを目指して自由に試行錯誤できる環境は、とても恵まれていると感じます。

記載された写真および原稿は2023年3月時点のものです。

その他

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