INTERVIEW
ヘルステックビジネスの拡大を目指しながら、自分らしいキャリアも開発
- システム
2016年入社
ヘルステック本部
ヘルステックプラットフォーム第一部 岩村 拓哉
仕事内容
わたしの主な仕事内容
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アプリケーション
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システム開発・設計
健康保険組合向けシステムのリニューアルに取り組む
大和総研は健康保険組合向けのシステムにおいて全国トップシェアを誇ります。そのなかで私のチームでは、保険加入者向けシステムである「KOSMO Communication Web」の開発・保守を担っています。これは、保険加入者が通院情報や医療費を参照する他、健康診断の結果を参照したり、予防接種等の申請を行うためのシステム。加入者と健保組合を運営する各企業・団体等の事業主が参照し、情報連携を行うためのWEBプラットフォームです。これまで、健保組合の業務フローや人的リソースに合わせてさまざまなオリジナル機能を開発してきたことで、特定のお客様にとっては個別最適化がしやすくなりました。その反面、システムの運用面では非効率な部分もあったため、必要に応じて外部サービスとの連携を可能にし、システムに柔軟性を持たせるためのリニューアルを行っているところです。
データ活用によるヘルステックビジネスの推進が今後の目標
こうしたシステム開発を通じて健保組合業務の効率化やセキュリティリスクの低減を実現し、さらなるシェア拡大を目指すことは言うまでもありませんが、私たちが見据える目標はさらに大きなもの。それは、大規模システムの構築・運用実績で培ったノウハウの他、AIやビッグデータ、RPA等の先端技術を活用したヘルステックビジネスの推進です。これは、健保組合システムに蓄積されたデータを活用し、被保険者の健康増進に働きかけることで企業価値の向上に寄与するビジネスを意味します。健康寿命や医療費に関する社会課題の解決にもつながるヘルステックビジネスを拡大していくためにも、私たちが手掛ける健保組合向けシステムは重要な役割を果たしています。間接的にではありますが、仕事を通じて多くの人々の健康的な生活を支えていることは私の誇りです。
心に残ったエピソード
率先してデータ分析業務に挑戦
私は以前から社内のデータサイエンス学習プログラム「総研ラボ」に取り組んでいました。Python等のプログラミング言語を使ったデータ分析の基礎は学んでいたものの、あくまでも研修に過ぎないので、実践を通じて実力をつけたいと考えていたところ、ちょうどチーム内でヘルステックビジネスにつながる健康データの分析(※)業務があると耳にしました。そこで自ら手を挙げてプロジェクトへの参画を志願。実際にデータ分析に携わってみると、統計学や機械学習といった専門知識を極める以前に論理的思考が重要だと分かり、自身のなかでデータサイエンスを身近に考えるきっかけとなりました。
※大和総研では個人を特定できない形でのデータ分析を徹底しています。
EPISODE
私が描く未来
システム開発とデータ分析の2軸でスキルアップ
ヘルステックビジネスの拡大を目指す大和総研のなかで、システムの開発・保守と健保組合データ分析の経験という2軸のスキルを持つ人材として貢献し、ヘルステックビジネスの中核を担う存在を目指したいです。システム開発の時点でデータの分析・活用を見据えた動きができれば、より良い結果を得られるはず。また、データ分析の結果をシステム開発に活かせばさらに効率的です。だからこそ、どちらのスキルも併せて磨いていきたいと考えています。自らデータ分析に挑んだことで、自分らしいキャリアの発見につながりました。
FUTURE
これまでの歩み
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学生時代
生物化学の研究に力を注ぎつつ、海外志向があったので英会話の勉強やバスケットボール等のスポーツにも励みました。
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就活〜大和総研内定
システムエンジニアに絞って就職活動。リサーチ・コンサルティングと連携して幅広い業務に携われる可能性を持った大和総研に魅力を感じました。
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入社〜/ITインフラの標準化業務
大和証券向けシステムのITインフラの設計や運用の標準化を担当。5年目からはパブリッククラウドの活用に挑戦。
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部署異動~/健保組合システムの開発・保守
入社7年目に現在の部署へ異動。健保組合に向けたシステムの設計・開発から運用・保守までを一貫して担う。
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現在/2軸でスキルアップ
システム開発・保守とあわせて、データ分析業務にも携わり、2つの軸でスキルアップを図る。
わたしが思う
大和総研の魅力
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意欲を
後押しする 文化 私が自分らしいキャリアを意識するきっかけになった「総研ラボ」をはじめ、各種研修制度やスキルアップ支援の取り組みが充実している他、業務にしても自己研鑽にしても「やりたい」と言えば背中を押してくれる文化です。
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想像以上に
幅広い 業務範囲 大和総研が強みを持つ大規模金融システムの他、私が携わるヘルステックビジネス等、一般事業会社向け案件も含めて非常に幅広い業務があるので、自分に合った仕事を見つけやすい環境。異動すると業務やカルチャーも変わり、転職したかのような新鮮さがあります。
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万一の時も
安心して 働ける 充実した福利厚生制度も大和総研の魅力ですが、なかでも保険制度は非常に手厚いと感じます。家族を持ったタイミングであらためて確認したところ、民間保険に加入せずとも十分だと感じられる団体保険に加入できるのも大和証券グループの強みだと実感しました。
記載された写真および原稿は2024年10月時点のものです。