INTERVIEW

経済を支える大規模システムに携わり、大和証券グループの価値を高めたい

  • システム

2017年入社
大和証券システム本部
リテールフロントシステム部 斉藤 杏樹

仕事内容

わたしの主な仕事内容

  • アプリケーション

    アプリケーション

  • システム開発・設計

    システム開発・設計

先進的、革新的な取り組みにより業界をリードしてきたオンライントレードシステムを開発

大和証券の多くのお客様に30年近くご利用いただいている「ダイワのオンライントレード(以下DOT)」の保守開発に携わっています。その名の通り、株式や債券、投資信託からFXやファンドラップまで幅広い取引を行うためのシステムで、大和証券のお客様である個人投資家に利用いただいています。大和証券と協力してシステム要件を整理し、国内外のパートナーの協力のもと、設計・開発を行っています。
開発の目的は大きく3つに分けられます。1つは「より使いやすくする」こと。先日も画面を刷新し、UI(ユーザーインターフェース)の改善を行いました。2つ目は「お客様のご要望に合わせて、新機能を追加する」こと。大和証券の方針に合わせて、新たな金融商品や新しいサービスの追加等に日々、対応することが必要となります。3つ目が「法律や制度改正に対し、迅速かつ正確に対応する」ことで、例えば最近では、税制改正により拡充された『新しいNISA』制度を実現するために、システムの大改修を実施しました。

SECTION.01

新たなサービス対応によってグループの利益拡大に貢献

2023年12月には、DOTで米国株のトレードを行うための開発プロジェクトに参画しました。大和証券には、「お客様が直接、投資相談できる」という大きな魅力があります。その強みを生かした手厚いサポートに加えて、サービスを幅広く展開することで、よりお客様のニーズに応える取り組みです。開発では時差による課題など、国内トレードとは異なる点からシステム上もさまざまな作り込みが必要に。社内でも初めての取り組みだったため、自分たちでゼロから考える部分が多く苦労しましたが、最終的には他の証券会社との差別化を図ることができ、大和証券の利益拡大にコミットできました。
こうして手掛けたシステムは多くのお客様が直接利用するので、反応がわかりやすいことがモチベーションの維持につながっています。また、私自身もユーザーの一人として、当事者意識を持ちながら開発に取り組む楽しさを感じています。

SECTION.02

心に残ったエピソード

妥協しない上司の、姿勢から学んだ大切なこと

以前、DOTのITインフラ更改案件を担当していた頃のことです。システム更改案件の納期を目前に控え、開発パートナーから上がってきた成果物のレビュー対応に追われていました。上司や先輩と5名ほどで懸命に対応しましたが、膨大な量の確認作業を行うため夜通しの仕事に。そんな極限状態と言えるなか、最後まで一切の妥協なく仕事を進める上司の姿に感銘を受けました。その経験が、「品質を追求する」という今の私のポリシーにつながっています。

EPISODE

私が描く未来

プライベートと並行してキャリアアップを目指す

私には2歳になる娘がいますが、プライベートの事情やライフイベントに捕らわれず、キャリアアップを目指していきたいと思います。入社以来、システムエンジニアとしてDOTに携わってきましたが、あまりに大規模なシステムだけに7年間経ってもまだ知らないことがあり、学びが尽きません。また、いつかはITコンサルタントや営業といった立場を経験して、視野を広げてみたいとも感じています。子育てしながら大きなプロジェクトを成功させている先輩方を見習い、努力していきます。

FUTURE

これまでの歩み

  1. 学生時代

    大学公認のボランティア団体に所属し、カンボジアでボランティア活動に取り組んだことも。この経験が社会貢献に関心を抱くきっかけに。

  2. 就活〜大和総研内定

    社会貢献性の高い仕事=インフラということで、社会基盤に関連する業界を幅広く検討。なかでもITと金融に関心を持ち、大和総研を志望。

  3. 入社〜/アプリ開発

    現在も携わるDOTのシステム開発業務に従事。徐々にリーダーを任されるようになっていく。

  4. 部署異動~/新入社員研修サポート

    入社5年目に、一時的に人事部に異動し、新入社員研修のサポート業務を経験。大和総研での働き方や社会人としての姿勢を伝える等、新入社員のケアを担当。

  5. 現在/産休・育休を経てアプリ開発

    入社6年目に1年間の産休・育休を経験し、現在はアプリ開発の現場に復帰。出産前の仕事が評価され、産休の間に課長代理へと昇進。

学生へのメッセージ

どんな仕事も「チームワーク」が不可欠

これまで働いてきて強く実感していることは、どんな環境に身を置き、どんな人と働くかで社会人生活は大きく変わるということです。私たちの仕事は、一人で完結できる仕事は少なく、チームメンバーとの協力は必要不可欠です。大和総研には、チームで目標に向かって走り続ける社員が多く、チームメンバーと協力しながら業務を遂行する文化が根付いていると感じています。だからこそ、仕事の中での学びも多く、成長できる機会が数多くあります。チームが団結した時こそ、チームとしても、個人としても最高のパフォーマンスを発揮することができると考えています。皆さんも、将来一緒に働く人がどんな社員なのかをぜひご自身の目で確かめて、居心地の良い会社を見つけてください。

記載された写真および原稿は2024年3月時点のものです。

その他

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