社員一人ひとりの成長を原動力に、
イノベーティブなサービスの創出に挑む大和総研。
そのなかで若手社員たちはどんなことを経験し、
どんなことを考えながら成長しているのでしょうか?
社員の数だけ個性がある成長ストーリーをご紹介します。
社員一人ひとりの成長を原動力に、
イノベーティブなサービスの創出に挑む大和総研。
そのなかで若手社員たちはどんなことを経験し、
どんなことを考えながら成長しているのでしょうか?
社員の数だけ個性がある成長ストーリーをご紹介します。
入社6ヶ月目
大和証券向けのさまざまな業務システムの運用・監視を行う「縁の下の力持ち」として、システムの保守開発を担う部署に初期配属されました。入社3年目には、この監視システムの更改案件を上司と二人だけで担当することに。まだシステムの知識が浅かった私にはプレッシャーが大きかったものの、強みであるコミュニケーション能力を生かして関係者と連携する等、とにかくプロジェクトを前に進めるために行動しました。結果として無事にシステム更改が完了。この経験から、たとえシステムの知識が浅くても個性を活かして貢献できる形があることを知りました。
入社3年4カ月目
大和証券向けのさまざまな業務システム同士を仲介するミドルウェアを新しい形へと再構築するという、これまで経験したことがない大規模案件に参加しました。関係者も非常に多く、開発パートナーよりも知識が乏しい私が打ち合わせで意見を伝えたり指示を送ることに引け目を感じてしまいました。そんななか、私の曖昧な発言によって危うく誤解を生みそうになる場面が。大規模プロジェクトでは1つの発言が与える影響範囲が非常に大きいだけに、断定的な発言以外は避けるべきだと上司から注意を受けました。プロジェクトではシーンに合わせた発言が求められることを学んだ出来事です。
入社3年9カ月目
大規模プロジェクトが終わり、業務が落ち着いていた時期のことです。周りの同期たちが忙しそうにしている姿を見て、「このままではいけない」と私の負けず嫌いに火がつきました。同期たちに負けずに成長したいと、情報処理試験の勉強に注力することに。コツコツと勉強を重ねるうちに焦る気持ちが落ち着いて、最終的には高度情報処理試験に合格できました。自信と勉強習慣が身についたので、挑戦して良かったと感じています。ちなみに、同期とは一緒にランチに出掛けてよく情報交換しています。大和総研にはさまざまな部署や業務があるので、同期からの情報は大切なのです。
入社4年目
それまで長らく大和証券向けのシステムに携わってきましたが、大和証券以外の金融機関に向けたシステム開発を担う部署へと異動。もともと、若いうちにさまざまな環境に身を置いて視野を広げたいという考えがあり、異動の希望を上司に伝えていました。とはいえ、具体的にやってみたい仕事や行きたい部署があったわけではありませんでした。偶然に異動した現部署では、これまで身につけたクラウドの知識は活かせていません。けれど、一からのスタートだからこそ新鮮な気持ちで新しい業務に取り組めるので、やはり異動して良かったと感じています。クラウドの知識はキャリアの選択肢として残るので、いつかまた活かせる場面が来るはずです。
入社4年8カ月目
2024年1月から適用された新しいNISA制度に対応するために、トレーディングシステムを大きく改修する巨大プロジェクトに参加しました。1つの機能の主担当としてさまざまなチームと関わるなかで、たくさんのリーダーとともに仕事をする機会にも恵まれました。そのおかげで、仕事の進め方やチーム内の雰囲気づくりの他、認識合わせや前進する姿勢の大切さ等も改めて学ぶことができました。NISAに関するプロジェクトだったので、個人的にも資産運用やお金に関する知識が深まり、非常に良い経験になったと感じています。
入社6カ月目
新入社員研修中に各部署の紹介を聞いて、もっとも興味を持ったのが最先端技術の研究開発を行う「フロンティア研究開発センター」でした。幸運にもそこに配属され、会社として導入を検討していた電子捺印ツールや議事録作成AIツールなどの比較・調査を任されました。やってみると学生時代の研究との違いを実感。ここでは単純に技術について知見を深めればいいのではなく、「誰がどのように活用するか」を明確にイメージできなければ良い調査はできません。実務経験がなかった私にとっては難しく、正解を探してさまよっていた時期です。
入社2年目
社内のソリューション営業担当者が使っているCRMプラットフォームである「Salesforce」の保守・運用に携わり、初めてシステム開発業務を経験しました。社内とはいえユーザーであるソリューション営業部門から要望を聞き、システムを改修してリリースするまでの一連の流れを学ぶことができたのは、私にとって貴重な経験となりました。目に見える成果物を納める仕事ができたことで、誰かに貢献できている実感とやりがいを感じることができたのもこの時が初めてです。実際の開発業務は分からないことの連続で戸惑いましたが、OJTチューターの先輩に相談しながら進めました。この時に取得した資格は今でも知識として活きています。
入社3年4カ月目
新しいビジネスや業務改善のアイデアなどを経営層にプレゼンテーションする「総研ピッチコンテスト」に挑戦しました。それまでは目の前の業務に精一杯で「事業や会社をより良くするには?」という視点が欠けていたのかもしれません。提案内容は上司のサポートを受けてゼロから考え、「Z世代の教育」をテーマに社内マニュアルを改革するアイデアを発案。大勢の経営陣の前で行ったプレゼンテーションはとても緊張しましたが、フィードバックを受けてさらに深く考えるきっかけとなりました。この挑戦を通じて、会社の動きを自分ごととして捉える意識が生まれました。
入社3年6カ月目
ソリューション営業担当に同行し、技術的な面からお客様への提案をサポートするプリセールス業務に挑戦することになりました。これが私にとって初の部署異動です。担当営業とともにお客様のニーズをヒアリングし、ソリューションの選定や検証を通じた提案活動を行うことがミッション。お客様の業界はさまざまなので、その業務知識についても都度学ぶ必要があります。上司や先輩と比べると提案の引き出しの少なさを痛感しましたが、異動からおよそ半年後には初めて案件の受注に成功。提案から要件定義・システム開発・リリースまでのプロジェクトを推進しました。
入社4年6カ月目
新入社員が配属されて初めて直属の後輩ができました。OJTチューターとして仕事を教えることで、私自身の仕事への姿勢を見直す良い機会となり、後輩にお手本を示そうという意識が高まりました。また、後輩のタスクを管理することでプロジェクトにおけるマネジメントの基礎学習にもつながっていると感じます。入社5年目の春からは一時的に人事部へ異動し、新入社員研修のサポートを行う役割に選ばれました。担当するクラスの新人およそ30名の育成をサポートする立場。新人が大和総研で働くことをポジティブに考えられるようサポートを行いました。こうして教育面でも会社に貢献しながら成長を目指していきます。
入社6ヶ月目
新入社員として初めて担当したプロジェクトは、クレジットカード会社のお客様に向けた会員向けWebシステムのクラウド化案件。すでに佳境を迎えたタイミングでの参加だったので、新入社員研修で学んだ知識を十分に活かせない部分も多く、力不足を感じました。しかし、私にとって1番大きな発見は、研修で学んだシステムの知識以上に重要なことがあるという事実でした。それは、プロジェクトの背景やお客様の意向を把握することの大切さ。つまり、システムの知識だけでなく、お客様の想いを理解することがプロジェクトの成否を分けるということです。キャリアのスタートでそれを学べたことは非常に有意義だったと感じます。
入社2年7カ月目
新規プロジェクトにおける運用を担うチームリーダーとしてアサインされました。それ以前のメンバーだった頃は、誰かの補佐としての役割が中心でしたが、リーダーになってからは自分で責任を持つ仕事が中心に。納品までのスケジュールのなかでタスクを切り分けてメンバーに割り振りを行い、トラブルがあった際には解決の舵取りをする等、チームとしてどのように動くべきかを俯瞰して考えられるようになりました。責任感が増した分、より一層、仕事の充実感も大きくなったと感じます。
入社2年11カ月目
新規プロジェクト進行中に、また別のプロジェクトでも保守を担うチームのリーダーを務めることになりました。上司から打診があった際、複数のプロジェクトを掛け持ちすることに不安がなかったわけではありませんが、信頼する上司が私を選んでくれたことに自信を持ち、引き受けることに。2つのプロジェクトを通じてマルチタスクをこなす日々は忙しかったものの、それぞれの案件における知見を活かすことで相乗効果を得ることもできました。こうした収穫もあり、挑戦して良かったと感じています。
入社3年7カ月目
私が初めてチームリーダーを任されたシステムがリリースを迎えました。プロジェクトの最初から最後までに携わったのは初めてでしたが、結果は大成功。お客様から高い評価をいただくことができ、やり切ったという達成感に包まれました。また、リーダーの立場になったことでプロジェクト全体を取り仕切るプロジェクトマネージャーとやりとりする機会が増え、その視野の広さや手腕を間近で見るなかで多くの学びがありました。それから、すぐに新しいプロジェクトがスタート。新規のお客様に向けたシステム構築に初めて取り組みました。チームリーダーとしてお客様に要件等のヒアリングを行いましたが、求められているシステムをゼロから実現することの大変さを実感しました。
入社3年9カ月目
新たにシステム保守のプロジェクトに参加することになり、合計3つのプロジェクトでリーダーを兼任。さらに全体を俯瞰する視点が身につきました。そんななか、さまざまなトラブルも勃発。システム保守の契約内容に不備があったことから、お客様の意図にそぐわない形となってしまいました。これは要件が曖昧なままプロジェクトを進行してしまったことが原因であり、前提条件の大切さを改めて痛感しました。また、短期間で高品質なシステムを構築してほしいという難しい依頼に対しては、自分の殻を破るチャンスと捉えて懸命に取り組むことで、また1段成長のステップを踏むことができたように感じています。