ASEAN諸国の高齢化とヘルステックの可能性

毎年5%で増加する高齢者にとって健康長寿の福音となるか

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サマリー

ASEAN諸国では高齢化が進展し、一人暮らしの高齢者も増加の一途を辿っている。一方で医療インフラの整備はなかなか進まず、都市と農村における医療アクセスの不均衡等が大きな課題として指摘できる。ただ、世界的な流れと軌を一にしてASEAN諸国でも、医療インフラ分野においてデジタル技術を活用した施策を検討する動きが活発化しつつある。各国で広く普及した携帯電話は、国民の医療アクセス改善のみならず、本格的な高齢社会対策のプラットフォームとしても有効な活用が追及されていこう。

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