中国の高速鉄道開発は、海外技術の導入⇒中国カスタマイズ⇒バージョンアップというプロセスで行われた。つまり、フランスのAlstom社、日本の川崎重工社、ドイツの Siemens社、カナダのBombardier社などとパートナーシップを結成し、それぞれの長所・短所を勘案しながら、中国の実情に合わせた開発を行った。そして、海外から導入した200~250 km/hの鉄道技術をベースにしつつ、そこに中国独自の開発を加えたことで、350~380 km/hの中国バージョン(CRH380A)の鉄道開発に成功したのである。
2004年、中国鉄道部が「四横四縦高速鉄道」を柱とする「中長期鉄道網計画(08年修正)」を発表して以降、中央政府を中心に巨大な産官学連携部隊が結成され、潤沢な資金力をバックに、総力戦で鉄道開発に取り組んできた。その結果、技術確保と技術開発期間が短縮されたのみならず、広大な地域に跨るインフラ開発も中央政府・各地方政府が足並みを揃えて実施され、予定工期の大幅短縮も果たした(武広高速鉄道は5ヶ月早く、京滬高速鉄道は6ヵ月早く完工予定)。

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