2009年03月25日
サマリー
◆本稿では、わが国における企業破綻手続の基本をQ&A形式で紹介する。
◆Q&Aの主な項目は次の通り。
(1)主要な企業破綻手続としては、どのような手続があるのか?(A:破産手続、民事再生手続、会社更生手続など)
(2)民事再生手続と会社更生手続の違いは?(A:適用対象、手続開始後の経営権、担保権の取扱いなど)
(3)DIP型会社更生手続とは?(A:現経営陣による経営の継続(DIP)を認める会社更生手続)
(4)DIPが認められるとモラル・ハザードを招くのでは?(A:DIPは無条件で認められる訳ではない)
(5)企業破綻手続に陥れば上場廃止になるのか?(A:原則、上場廃止。ただし、例外あり)
(6)企業破綻手続に陥れば株式は無価値になるのか?(A:必ずしも無価値になるとは限らない)
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