事例紹介 株式会社山陰合同銀行様

金融ソリューション
投信窓販バック/ミドルフロントオフィスシステム SONAR-MF/FR

高い安定性を確保するとともに、ユーザー業務の省力化・合理化を実現

山陰地方最大規模の地方銀行である株式会社山陰合同銀行様は、島根・鳥取両県はもとより山陽および兵庫地域へも営業エリアを広げ、広域地方銀行として積極的な経営を展開している。同行では、従来導入していた投信窓販システムでは制度改正等に対応しきれなくなりシステムの更新を検討した。その結果、新しく当社のSONAR-MFおよびFRを採用して頂くことになった。

  • 大和総研の大和証券グループ外のお客様向け部門は、2008年10月大和総研ビジネス・イノベーションに変わりました。

ユーザーのニーズにカスタマイズで応える

株式会社大和総研
金融ソリューション事業本部
金融ソリューション推進部
課長代理

小黒 博通

小黒

「それまではお客様が独自に選んだシステムを使っていたのですが、2005年の3月に新しいシステムとしてSONARシリーズを導入していただくことになりました。移行までの期間は約8か月でした。」

室橋

「当時は数社が投信窓販システムを提供していましたが、最終的に当社に決めて下さったのは、他社に比べより細かくカスタマイズに応じられることと、他社のシステムよりもコストメリットも大きかったことが決め手だったと聞いています。」

旧システムで使用していた、顧客宛て帳票印刷のシステムや勘定系・情報系システムとの連携処理など既存の資産をなるべく生かした形で残したいというのが、山陰合同銀行様の要望だった。当社では、その要望をできるだけ取り入れるよう努力し、かなり広範囲なカスタマイズを施した上でシステムを提供することにしたのである。

室橋

「それまで使っていた帳票と全く同じ内容で出力したいなど、さまざまなご要望を頂きました。これが他社の提案では対応できませんでした。もし他社がカスタマイズに応じたとしても、見積もりがぐっと高くなるはずです。その点、当社ではコストを下げる工夫をしながら、ユーザー個別の機能追加など、できる範囲で最大限対応させて頂くようにしています。」

業務の大幅な合理化・省力化が実現

SONAR-MFは投信窓販業務に必要な機能を網羅した、金融機関向け投信窓販総合システムである。当社データセンタ内のメインフレームを利用し、高い安定性を確保している。一方SONAR-FRはSONAR-MFや銀行の情報系システムと連動し、顧客情報管理やコンプライアンス管理、注文管理、ファンド情報管理などの機能を提供する柔軟性の高いwebベースの投信販売支援システムである。これらのサービスによりユーザー業務の省力化・合理化を実現している。

以前のシステムは山陰合同銀行様が独自に機能拡張した部分が多く、移行作業は非常に難易度が高いものとなった。

株式会社大和総研
金融ソリューション事業本部
金融ビジネスシステム部長

室橋 和紀

室橋

「お客様専用のシステムだったこともあって、独自の形に作り込んでいましたので、データなどを移行するのは大変でした。お客様が独自に機能拡張した部分は仕様書が整備されていなかったので、ひとつひとつ解析しながらコンバートする必要がありました。テストをして検証するときも、個別元本の扱いや保有する残高明細等の違いにより旧システムと出てきた数字が違っても、合わない状態が正しいのか間違っているのか、判断することがなかなか難しかったですね。」

小黒

「移行作業中にもさまざまな希望をいただいたのですが、それもなるべく取り入れる形でカスタマイズを行いました。8か月というタイトな日程でしたが、山陰合同銀行様のご協力もいただき作業を終えることができました。」

実際に稼動してからは、SONAR-MFでは大きな問題はなかった。移行当初は、独自にカスタマイズした部分については運用上の問題も若干生じたが、それ以降は順調にご利用いただいている。お客様に特に喜んでいただけたのは、SONAR-MF/FRの導入により従来業務の多くの部分が自動化されたこと、およびシステムの信頼性が高まったことにより、バックオフィスでの事務処理がスムーズになり、非常に仕事が楽になったことだという。

室橋

「これまでのシステムはお客様のサーバで運用していたので、締め処理に時間が掛かり、例えば毎月分配型ファンドの販売件数の増加に伴い、決算処理が朝までに終わらない悩みや、制度改正にスムーズに対応できない現システムに不満を抱いておられました。それが、SONARシステムに移行することによって、一気に解消し、システムの運用やメンテナンスの不安がなくなったそうです。」

小黒

「運用とか保守の作業から開放されて、本来の業務に専念できるのはお客様にとっては大きなメリットではないでしょうか。今では顧客帳票を含めて当社に作業を移行しましたので、さらに業務の省力化が実現しています。」

これからも協力して幅広い展開を

山陰合同銀行様ではSONAR-MF/FRを本部に導入したのに続き、各営業店でもSONAR-FRの利用を開始している。また、山陰合同銀行様の要望を取り入れた金融商品取引法への対応やさらなる業務省力化を実現するサービスを提供する予定である。

小黒

「これまで本部で行っていた業務を、各営業店で処理できるようなシステムを構築しました。これにより、本部に依頼して作成していた帳票を営業店で出力できるようになり、店頭にいらしたお客様のニーズにすぐに応えられる体制が作れました。現在は、営業店で注文入力やコンプライアンスチェックが実行できるようにレベルアップさせ、本部への注文伝票のファクスや本部での入力が不要となるよう準備を進めています。本部・営業店の事務負荷を分散することにより削減していく、その仕組みをこれからも協力してレベルアップしていく予定です。」

室橋

「さらに、夏に向けてインターネット投信販売システム(SONAR-IC)を導入する計画も進行しています。インターネット上でもより厳密なコンプライアンスチェック機能を実装したいというご要望をいただき、カスタマイズに着手しています。山陰合同銀行様は先進的な取り組みをされており、これからもさまざまな面で幅広くお手伝いできればと考えています。」

  • 部署名・役職名は、インタビュー当時のものです。
  • この記事は2008年4月に掲載したものです。

株式会社山陰合同銀行様

本社所在地
島根県松江市魚町10番地
URL
http://www.gogin.co.jp/新しいウィンドウで開きます

関連サービス

SONAR-MFと連動しており、顧客情報管理、コンプライアンスチェック、注文管理、ファンド情報管理、実績管理機能を提供します。

投信窓販業務に必要な機能を網羅した、高可用性かつ高コストパフォーマンスを実現したシステムです。

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金融システムソリューション部 SONAR-MF/FR 担当
電話:03-6365-6703

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