IMFも日銀も気にするプライベート・デット

米国中心に急拡大し潜在的リスクが指摘されるようになってきた

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サマリー

◆プライベート・デットは米国中心に急拡大しており、その潜在的リスクが指摘されるようになってきた。IMFは国際金融安定性報告書で、日本銀行(日銀)は日銀レビューで、それぞれプライベート・デットを取り上げている。

◆投資家は、しっかりとしたリスク認識をこの機会に持っておくべきであろう。また、我々もこうしたリスクについて、市場の安定性を脅かし得るものとして認識しておきたい。

◆日本において、プライベート・デットが欧米のように大きく育つ可能性は低いと考える。

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