川崎市小杉駅周辺地区スマートコミュニティ実証事業を開始

RSS

2014年07月29日

  • 株式会社大和総研ビジネス・イノベーション

株式会社大和総研ビジネス・イノベーション(代表取締役社長:深井 崇史、本社:東京都江東区)と川崎市は、小杉駅周辺地区スマートコミュニティ事業を展開します。都市型住宅等が集積する武蔵小杉駅周辺地区の特徴をふまえ、市民参加型の省エネ行動等エネルギー利用の最適化などの取り組みを通じ、エネルギーを無駄なく効率よく利用する新しい暮らしの形としてのスマートライフスタイルの普及と低炭素社会への貢献、暮らしの利便性の向上等に資する持続可能な取り組みを目指します。


自治体が主体となり、エネルギー使用量等のデータの活用を推進し、地域商店街等と協働し、エネルギー使用量等のデータを活用した商品・サービス提供を行うビジネスモデルの実証事業を行います。市民モニターの外出による節電に加え、地域を回遊することで、地域活性化に寄与するものと考えています。

事業の概要

エネルギー使用量等のデータを活用するための共通となるICT基盤を構築し、HEMSを通じたエネルギー使用量の見える化等のエネルギー関連サービス、住民のライフスタイルに応じ、多様な事業者と連携した生活関連サービス、行政や地域情報の提供等の地域関連サービスを市民モニターに提供し、HEMSを利活用した持続可能なビジネスモデルの可能性について検証を行います。

HEMSとは
Home Energy Management Systemの略。
家庭における電気等のエネルギー管理(表示・制御)を支援するシステム。
川崎市 小杉駅周辺地区スマートコミュニティ実証事業を開始
  • 実証期間
    • 平成26年7月30日~平成28年3月(予定)
  • 実証地域
    • JR南武線武蔵小杉駅から概ね半径500mを基本とする地域。(約2万世帯が居住)
  • 市民モニター数
    • 200世帯程度(予定)
  • 実証内容例
    • エネルギー関連サービス
      • HEMSを活用した省エネ等に関するサービスを提供。
    • 生活関連サービス
      • エネルギーの使用状況およびモニターの嗜好情報からクーポン等のお得な情報を提供し、モニターの外出や地域の回遊を誘導。また、サービス提供事業者がモニターへ応動する子育て世帯向けの育児・家事支援や高齢者世帯向けのお困りごと支援、カルチャースクール等を推進。
    • 地域関連サービス
      • エネルギーの使用状況やモニターの嗜好情報から行政や地域の情報を配信。
  • サービスイメージ
サービスイメージ