米国経済
FRB銀行上級貸出担当者調査(2015年4月)

不動産セクター向けの貸出基準が緩和し、借入需要も増加

2015年5月20日

  • ニューヨークリサーチセンター 上野 まな美
  • シニアエコノミスト 土屋 貴裕

サマリー

◆2015年4月の調査によると、商工ローンの貸出基準はほぼ変わらなかったが、価格条件を緩和した銀行があった。商工ローンの借入需要も、ほとんど変わらなかった。

◆商業用不動産ローンは、非農業用・非住宅用不動産物件ローンの貸出基準が緩和され、大手銀行の中には、建設及び土地開発や、集合住宅物件ローンの貸出基準を緩和した銀行があった。商業用不動産ローンの借入需要は、全3分野(建設及び土地開発、非農業用・非住宅用不動産物件、集合住宅物件)において増加した。

◆住宅ローンにおいては、多くの分野で貸出基準が緩和され、借入需要も大半の分野で増加した。

◆消費者ローンの貸出基準はほとんど変わりなく、借入需要は自動車及びクレジットカードローンで増加した。

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