欧州経済
英国キャメロン政権が内閣改造を実施

首相のリーダーシップに疑問符、連立政権の軋轢は激化の可能性も

2012年9月7日

サマリー

◆2012年9月4日、キャメロン英国首相は、2015年の総選挙までの折り返し地点にあたり、内閣改造を実施した。主要閣僚のほとんどが留任し、基本政策に大きな変動はないものとみられる。

◆支持率が低迷し、保守党内の不満が鬱積している時点で、首相としての権力を行使できる最大の機会でもあったが、大胆な改造を行わなかったことにより、キャメロン首相の足場の弱さがより鮮明に露呈された。さらにEU懐疑派の声が強まり、今後のEU政策への影響は必至である。

◆新たに任命された顔ぶれからは、キャメロン首相が2010年総選挙時に見せたソフトなイメージから脱し、保守党右派寄りにシフトした事実が浮き彫りになった。連立政権のパートナーである自由民主党との軋轢は今後より大きくなるものと予想される。

レポートをダウンロードする

お気に入りへ登録

この記事を「お気に入りレポート」に登録しておくことができます。

このレポートのURLを転送する

  • @

お問い合わせ

PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®新しいウィンドウで開きますが必要となります。お持ちでない方は、アドビ システムズのウェブサイトから無償ダウンロードができます。
なお、Adobe® Reader®のインストール方法は、アドビ システムズ ウェブサイト新しいウィンドウで開きますをご覧ください。

Get Adobe® Reader®

リサーチ

リサーチメールマガジン

大和総研研究員によるレポートやコラム、書籍・刊行物などの最新情報を適宜お届けします。

ダイワインターネットTV

2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。