新興国経済
「新興国の時代の終わり」再考

~中国の高度成長終焉の含意~『大和総研調査季報』 2014年新春号(Vol.13)掲載

サマリー

リーマン・ショックに至る「新興国ブーム」は中国という資源利用効率の悪い新興大国が高度成長の最終段階を迎える中で起きた特異な事例と捉えるべきであり、その再現は期待しがたい。中国の高度成長が終焉を迎えつつあるのは、人口動態上の必然だからである。

ただし、中国における人口構成の成熟化は、同国が集中的にため込んできた製造業の集積が、他に拡散し始めることを意味してもいる。周辺アジアを中心とした後発国に飛躍の機会が与えられるということである。

大和総研 調査本部が、その長年にわたる知識と経験の蓄積を結集し、経済、金融資本市場及びそれらを取り巻く制度を含め、的確な現状分析に基づき、将来展望を踏まえた政策提言を積極的に発信していくとのコンセプトのもと、2011年1月に創刊いたしました。

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『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。