新興国経済
新興国マンスリー(2014年1月)2014年の新興国:問題はテーパリングではない

~先進国の後追い的景気回復へ~

2014年1月9日

サマリー

◆近年の新興国経済の停滞の主たる背景となってきたのは、第一に中国の成長鈍化、第二には、新興国の先進国頼み的な経済体質の継続にあった。改めて確認すべきは新興国の成長鈍化は2011年から継続してきたのであり、「テーパリング」騒ぎはせいぜい追加的な悪材料でしかなかったことだ。米国の金融政策転換の負の側面はいささか喧伝されすぎた。

◆中国の成長鈍化は趨勢的なものである可能性が高いが、短期・循環的にも新興国経済の牽引役たる役割を担うとは期待しがたい。今は、米国の金融政策の転換を条件付ける同国経済改善の波及効果に目を向けるときである。

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2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。