新興国経済
新興国マンスリー(2013年4月)新興国の勝ち組と負け組を分けるもの

~先進国との距離感がカギ~

2013年4月4日

サマリー

◆新興国の相対株価が下落し、国債のリスクプレミアムが拡大している。背後には欧州財政危機国のリスクプレミアムの拡大があると考えられる。ユーロ圏危機は今は「蓋」をされた状態にあるが、新興国にとってその潜在リスクが消えたわけではない。

◆一方で、株価、為替レートの国によるばらつきが目立っている。新興国の中での勝ち負けのカギと考えられるのが、産業構造、輸出比率などであり、総じて先進国との距離が短いほど、先進国主導の景気回復の恩恵を受けやすく、それが市場の評価として顕在化していると考えられる。従って、個々の新興国の課題がマクロ経済の予測可能性を高め、投資環境の整備を進めることにあるのは昔も今も同じである。そうした積み重ねによって、先進国とのリンケージを強めることが、経済の自律性の向上に先立つ必要があるからである。

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2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。