新興国経済
新興国マンスリー(2012年9月)ブラジル・中国は景気底固めの時期

~ただし底固めから回復への転換には時間~

2012年9月5日

ロンドンリサーチセンター 児玉 卓
新興国リサーチチーム

サマリー

◆新興国経済は総じて停滞が続いているが、ブラジル、中国などは4-6 月期の前期比成長率が若干ながら前期を上回った。相変わらず減速が続くインドなどとの違いは、政策の自由度の大きさ、より根本的には中期的な政策マネジメントの巧拙にある。

◆ブラジルや中国は「景気底固め」の時期にあるとみられ、このような国が増えることで、新興国の世界経済下支え効果は強化される。しかし新興国の景気のドライバーは投資であり、そのダイナミズムは先進国の市場・資本に多く依存する。従って、新興国に下支え効果を超えた、世界経済のけん引役を期待することは難しい。

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2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。