新興国経済
新興国マンスリー(2011年12月)新興国のソフトランディングVSユーロ圏危機

~新興国のアップサイドリスク < 先進国のダウンサイドリスク~

サマリー

◆11月末の主要中央銀行によるドル流動性拡充策などを手がかりに、市場は小康を得ているが、流動性危機は銀行の資産劣化危機、政府の信認危機の結果に過ぎない。さしあたっては12月9日のEU首脳会議が焦点であるが、ユーロ圏発の景況感悪化などが新興国売りを再燃させるリスクは減じられていない。それはブラジルに始まる金融緩和の連鎖にストップをかけ、新興国全体の景気回復を阻害する要因ともなる。また、仮に新興国がソフトランディングに成功するにせよ、欧州危機の現状から鑑みて、世界は「多少のアップサイドリスクと甚大なダウンサイドリスク」に直面していると判断せざるを得ない。新興国にとっての好材料は、リーマン・ショックが世界的な経済危機における新興国の耐久力の強さを示したという経験則にあろう。

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2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。