中国経済
中国:キーワードは「秩序ある」都市化推進

2013年1月7日

サマリー

◆2012年12月15日~16日に中央経済工作会議が開催された。1年前との比較では、(1)経済発展目標が「安定した比較的速い発展」から「持続的で健全な発展」に変更され、「速さ」から「健全さ」に重点が移った、(2)新たに「都市化の推進」が追加された、のが特徴である。都市化推進で強調されるのが、「秩序ある」都市化であり、急速な都市化は想定されない。食糧自給率を95%以上に保つことを目的に、耕地面積を大きく減らすことはできないためである。

◆都市化推進には、交通、通信、上下水道や電気、ごみ処理、医療・教育、文化・スポーツ施設など、多岐にわたるインフラや住宅建設などの投資需要、各種サービスを含む消費需要の拡大など様々な経済効果が期待される。さらに、都市化促進が重要視されるのは、それが都市と農村の所得格差の縮小にも寄与するためである。都市化率が比較的低位にとどまっている中部と西部が、今後の開発の重点となろう。

レポートをダウンロードする

お気に入りへ登録

この記事を「お気に入りレポート」に登録しておくことができます。

このレポートのURLを転送する

  • @

お問い合わせ

PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®新しいウィンドウで開きますが必要となります。お持ちでない方は、アドビ システムズのウェブサイトから無償ダウンロードができます。
なお、Adobe® Reader®のインストール方法は、アドビ システムズ ウェブサイト新しいウィンドウで開きますをご覧ください。

Get Adobe® Reader®

リサーチ

リサーチメールマガジン

大和総研研究員によるレポートやコラム、書籍・刊行物などの最新情報を適宜お届けします。

ダイワインターネットTV

2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。