中国経済
中国:物価動向を左右する豚肉価格の行方

豚肉価格は既にピークを付けた可能性も

サマリー

◆7月の消費者物価上昇率6.5%に対する寄与度は、食品4.4%、非食品2.1%であり、項目別には豚肉が1.5%と最大の寄与度となっている。豚肉価格の行方が今後の物価動向を大きく左右する要因のひとつであるが、大和総研では、既にピークを付けた可能性もあると考えている。その背景は、(1)7月の豚肉価格安定化策発表による上昇期待の減退、(2)2011年2月以降、豚飼育頭数は前年比で増加に転じ、肥育期間6ヵ月をプラスした8月以降の供給増加期待、などである。7月の諸政策の効果が本格的に出現するであろう2012 年夏場以降は、供給増加による価格下落をも想定する必要があるのかもしれない。いずれにせよ、今回の消費者物価上昇の要因のひとつである豚肉価格は落ち着きを取り戻していこう。

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2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。