経済分析レポート
9月日銀短観予測

製造業、非製造業とも業況判断は悪化を見込む

2014年9月18日

  • エコノミック・インテリジェンス・チーム エコノミスト 久後 翔太郎

サマリー

◆10月1日に公表予定の2014年9月日銀短観において、大企業製造業の業況判断DI(最近)は10%pt(前回調査からの変化幅:▲2pt)、大企業非製造業の業況判断DI(最近)は16%pt(同:▲3pt)を予想する。製造業、非製造業ともに消費税率引き上げの影響が依然として残っていることが、業況感の押し下げに寄与した模様である。

◆2014年度の設備投資計画(全規模・全産業)は、前年比+3.2%を予想する。大企業製造業では、前年比+12.5%を見込む。企業収益の増加に加え、設備投資マインドの改善により、設備投資は増加が続く見込みである。大企業非製造業は前年比+4.6%を予想する。4-6月期については反動減の影響で企業収益は一時的に落ち込んだものの、基調としては内需主導の景気回復により改善を続けており、企業の設備投資に対する積極的な姿勢が示されている。大企業の設備投資計画における統計上のクセの影響もあり、6月調査時点から大きな変化はなく、高い伸び率が維持される見込みである。

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