経済分析レポート
2013年10-12月期GDP予測 ~前期比年率+2.8%を予測

内需の加速が成長を後押し

2014年1月31日

サマリー

◆2013年10-12月期のGDP一次速報(2014年2月17日公表予定)では、実質GDPが前期比+0.7%(前期比年率+2.8%)と、5四半期連続のプラス成長を予測する。2014年4月の消費税増税を前に、駆け込み需要により、個人消費や住宅投資が大幅に増加した。さらに、企業収益の改善を背景に設備投資も堅調に増加したとみられる。内需の加速を中心とした成長が期待できよう。

◆また、輸出についても2四半期ぶりの増加に転じた見込みである。米国向け、EU向けが弱含むなか、アジア向けの輸出が持ち直しに転じたことが増加の主な要因となった。ただし、内需の拡大を受けて、輸入も大幅に増加した結果、外需(純輸出)寄与度は前期比▲0.5%ptと、2四半期連続のマイナス寄与となった見込み。

◆2014年1-3月期についても、内需を中心とした成長が継続することが見込まれる。2014年4月の消費税増税を前に、駆け込み需要が本格化することで、個人消費は増勢を強める見込みである。住宅投資は駆け込み需要の一巡により減速するとみているものの、設備投資は拡大が続く見込みである。輸出についても、緩やかな景気の回復が続くEU向けや米国向けが増加に寄与することで、成長を下支えするだろう。2014年1-3月期の成長率は、さらに加速する見込みである。

お気に入りへ登録

この記事を「お気に入りレポート」に登録しておくことができます。

このレポートのURLを転送する

  • @

お問い合わせ

PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®新しいウィンドウで開きますが必要となります。お持ちでない方は、アドビ システムズのウェブサイトから無償ダウンロードができます。
なお、Adobe® Reader®のインストール方法は、アドビ システムズ ウェブサイト新しいウィンドウで開きますをご覧ください。

Get Adobe® Reader®

リサーチ

リサーチメールマガジン

大和総研研究員によるレポートやコラム、書籍・刊行物などの最新情報を適宜お届けします。



ダイワインターネットTV

2016年9月14日
労働市場から消えた25~44歳男性

2016年9月2日
なぜ地方は東京に追いつけないのか?

2016年8月25日
~第190回 日本経済予測~

2016年7月20日
女性の雇用環境と女性活躍推進法

書籍・刊行物

熊谷亮丸監修、大和総研編著
『リーダーになったら知っておきたい経済の読み方』

本書では、大和総研エコノミック・インテリジェンス・チームの選りすぐりのエコノミストが、経済指標の見方をはじめ、日本や世界経済の現状及び見通し等について、初心者の方でも理解しやすい平易な文章で、ポイントの押さえ方を解説しています。経済についてもっと詳しくなりたい方から、経済を一から学び直してみたい方まで、どんな方でも気軽に読める、面白くてためになる本を目指して執筆しました。是非ご一読ください。

鈴木 準(調査提言企画室長)著
『社会保障と税の一体改革をよむ』

「社会保障と税の一体改革」による改正事項の網羅的な解説と考察を行っています。この分野に関心をお持ちの多くの方々にお読みいただけるよう、分かりやすく記述しています。基本的な改正内容だけでなく背景にある考え方と問題点について、幅広く議論しています。

熊谷 亮丸 著
『消費税が日本を救う』

消費税率引き上げによって、財政危機・年金不安を解消し、日本経済再生への足がかりとする。 現在、最大の関心事となりつつある「消費税」について多面的に考察、日本復活への処方箋をご紹介します。