化石賞(Fossil of the Day/Year Award)

2013年1月7日

解説

国連気候変動枠組条約などの締約国会議(COP)開催中に、前向きな取り組みを見せない国等に対して、気候変動問題に取り組むNGOの国際連携組織である気候変動アクション・ネットワーク(Climate Action Network =CAN)が与える皮肉を込めた賞。授賞対象は主に会議参加国(政府)であるが、石油産業等の企業に授賞することもある。「化石」とは、燃焼すると温室効果ガスを発する化石燃料(fossil fuel)を指すと同時に、太古の時代の化石のような古い考え方との批判を含んでいる。

1999年のCOP5(ドイツ・ボン)から始まり、現在に至る。会議の開催中、各国の地球温暖化対策への姿勢を調査して、消極的な政策や発言を示した国を「日次化石賞(Fossil of the Day Award)」に選定して公表する。その年に最も温暖化対策面で劣る国を「年間化石賞(Fossil of the Year Award)」とする。理由が異なれば同一日に複数受賞することもあり、過去には1位、2位、3位を同一国が受賞したこともある。

2013年11月にポーランドのワルシャワで開催された第19回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP19)での受賞国は表の通りである。

表:COP19(ワルシャワ)での化石賞

(2013年1月7日掲載)
(2013年11月29日更新)

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