長寿社会と健康増進
長寿社会と健康増進 第2回

「不健康な期間」の短縮がカギ

2015年6月1日

サマリー

◆日本人の平均寿命及び健康寿命は世界最高水準である。しかし、平均寿命から健康寿命を差し引いた期間である「不健康な期間(=介護が必要な期間)」は、WHO全加盟国の中で平均的な長さである。

◆同加盟国の中で平均寿命が長い上位10か国における同期間の比較では、女性はシンガポール、韓国に次いで3位、男性はシンガポールに次いで2位である。健康寿命の延伸は各国において共通の課題となっていると見られる。

◆日本では「不健康な期間」とは、WHOの定義とは異なり、厚生労働省が医療給付費や介護給付費を必要とする「健康上の問題で日常生活に制限のある期間」として独自に推計している。同期間は直近10年間では、ほぼ横ばいで推移している。

◆平均寿命が延伸していく中で、不健康な期間を短縮すれば健康寿命の延伸につながる。特に、他国でも傾向が見られたように健康な段階から生活習慣を改善し、生活習慣病の発症や重症化を予防することが健康寿命の延伸には重要ではないか。

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