中国の新「四大神器」が語るもの

イノベーション大国へと駆け上がる中国の今

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  • マネジメントコンサルティング部 主任コンサルタント 張 暁光

サマリー

中国では昨夏頃から、新「四大発明」という言葉が使われ始めた。昨年5月の「一帯一路」北京フォーラム開催時に、一帯一路沿線関係にある20か国の若者に対して北京言語大学が実施したアンケートが起源である。「中国から最も持ち帰りたいものは?」との問いに対して、回答が集中した「高速鉄道」、「アリペイ」、「ネット通販」、「シェア自転車」の4つについて、古代中国の四大発明に準えて新「四大発明」と命名したというわけだ(筆者は「発明」という用語につき多少抵抗感があるので、本稿は新「四大神器」と称して進めたい)。

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