書籍

企業法制の将来展望―資本市場制度の改革への提言〈2015年度版〉

定価
3,000円(税別)
著者
公益財団法人 資本市場研究会(編)
発行
2015年1月1日 346p
発行所
公益財団法人 資本市場研究会

内容

アベノミクスや非伝統的金融政策により日本経済が再生に向けて本格始動する中、法制・規制改革には依然として多くの課題が残されています。公益財団法人資本市場研究会では、2010年秋から金融危機の背景の解明、資本市場の現状の認識、各国資本市場に関する法制・規制の課題の調査研究活動に取り組んでいます。座長を神作裕之教授(東京大学大学院法学政治学研究科)にお願いし、学識者・弁護士・市場関係者等による研究会を開催するとともに米国への海外調査も実施しています。大和総研からは金融調査部の吉井一洋制度調査担当部長が参加しています。研究会では各メンバーの調査研究の発表とそれに基づく議論を行っています。本書は、2013年12月から2014年8月までの研究会での報告内容をベースに、必要な加筆修正を行いとりまとめたものです。

本書ではクラウドファンディング、日本版スチュワードシップ・コード、種類株式、会社法改正(スクイーズアウト等)、債権法改正、欧州銀行同盟、ドッド=フランク法、会社内部情報の開示など、昨今の金融・資本市場をとりまく重要なテーマを取り扱っています。第1章に吉井担当部長が「NISAの導入の経緯・目的・特徴と今後」を執筆しています。

金融・資本市場法制のあり方を議論する上でのベースとなる1冊としてお役立ていただければ幸いです。

目次

  1. 第1章NISAの導入の経緯・目的・特徴と今後
  2. 第2章リスクマネーの供給拡大を図る制度改革
  3. 第3章日本版スチュワードシップ・コードと資本市場
  4. 第4章議決権種類株式は資本市場を破壊するのか?
  5. 第5章組織再編における総会基準日後取得株式の株式買取請求権-平成26年会社法改正を経て-
  6. 第6章債権法改正と会社法-保証人保護が与えるインパクト-
  7. 第7章欧州銀行同盟とベイル・インについての考察
  8. 第8章グローバル市場規制の最新展開-米国ドッド=フランク法など-
  9. 第9章会社内部情報に関する報道と開示-ヨーロッパにおける法的規律-