研究員
田中 大介Daisuke TANAKA
環境、社会、ガバナンスを考慮するESG投資は、長期的な投資リターンや社会の持続可能性の向上が見込まれる投資手法として注目されています。これに関して、国内外の政策動向も含めて、分析・情報発信を行います。
専門分野
- ESG投資、環境・エネルギー政策
所属
金融調査部
経歴
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2018年
大和総研入社
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2019年
ESG投資に関する調査を担当
著書・論文
- Chika Aoki-Suzuki, Sébastien M. R. Dente, Daisuke Tanaka, Chihiro Kayo, Shinsuke Murakami, Chiharu Fujii, Kiyotaka Tahara, Seiji Hashimoto Total environmental impacts of Japanese material production, Journal of Industrial Ecology, 7 May 2021
- Sébastien M.R. Dente, Chihiro Kayo, Chika Aoki-Suzuki, Daisuke Tanaka, Seiji Hashimoto Life cycle environmental impact assessment of biomass materials in Japan, Journal of Cleaner Production, Volume 257, 1 June 2020, 120388
- Sébastien M.R. Dente, Chika Aoki-Suzuki, Daisuke Tanaka, Chihiro Kayo d, Shinsuke Murakami, Seiji Hashimoto Effects of a new supply chain decomposition framework on the material life cycle greenhouse gas emissions—the Japanese case, Resources, Conservation and Recycling, Volume 143, April 2019, Pages 273-281
その他
- 日本LCA学会員
執筆レポート・コラム
最新のレポート・コラム
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2022年04月26日
分類区分が拡張されるEUタクソノミー
グリーンか否かの2択から4択へ、DNSHは再検討?
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2022年03月22日
「生物多様性」の多様性
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2022年02月21日
事業等のリスクにおける気候変動関連情報
「気候変動」を用いてリスクを説明する企業が3割以上増加
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2021年11月16日
脱炭素社会の構築に資するエネルギーロスの改善
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2021年10月21日
気候変動株主提案から見る情報開示制度の在り方
『大和総研調査季報』2021年10月秋季号(Vol.44)掲載
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2021年07月27日
サステナブル投資残高の増加は継続
欧州では「名ばかり」サステナブル投資の排除が進んでいる?
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2021年07月06日
ESG格付は「確からしい」評価たるか
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2021年07月02日
ESG格付に対する規制は進むのか
議論が先行している欧州の動向に留意
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2021年04月19日
気候変動に関するEUタクソノミーの細則案
経済活動数は拡充されるも、いくつかの議論は棚上げ状態
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2021年03月15日
EUが気候変動分野をリードしているのは本当か
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2021年01月12日
CBIガイドラインからみる、トランジションボンドの定義
透明性に関する原則とトランジションの段階的な類型がポイント
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2021年01月12日
GHG排出削減におけるグリーンボンドの限界
ICMAがトランジションファイナンスに関するハンドブックを公表
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2020年12月14日
環境分野の「バーゼル」
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2020年11月05日
日本のカーボンニュートラル達成に必要なこと
目標達成の難易度を左右する削減手法の国際的な合意形成
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2020年10月21日
企業が温室効果ガス排出ネットゼロ目標を達成するために取り組むべきこと
減算手段(オフセット)よりも、優先すべきはバリューチェーン内の排出削減
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2020年09月14日
気候変動への取り組みが「善」であれば、化石燃料を消費するF1は「悪」か
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2020年08月24日
グリーンボンドの外部認証取得は必要か
外部認証の取得は、追加的なプレミアムを生み出す可能性あり
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2020年07月01日
グリーンボンドガイドラインと外部認証の関係
外部認証の取得には、対応するガイドラインの遵守が必要である
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2020年06月01日
「可能性がある」とは、確率でいうと何%程度か
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2020年05月08日
新タクソノミーで提唱された“brown”の定義
“brown”に該当する企業は、EUのESG投資家から投資されない可能性
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2020年04月21日
事業リスクの開示はリスクの優先付けが求められる
~各社にとって整合的な開示を~『大和総研調査季報』 2020年春季号(Vol.38)掲載
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2020年04月07日
ESG格付はどのように利用されているか
主にインハウスの評価の確認に活用される
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2020年02月18日
ESG格付の評価向上は株価に影響する?
株価に好影響をもたらす経路を考える
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2020年01月10日
金融当局が懸念する気候変動リスク
『大和総研調査季報』2020年新春号(Vol.37)掲載
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2019年12月24日
EUサステナブルファイナンスから考えるサーキュラーエコノミー(循環経済)
タクソノミーが前提とする環境目的の一つであるため、関連動向に留意する必要がある
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2019年12月12日
COP25で議論される市場メカニズムとは
国内企業のESG情報開示に影響する可能性あり
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2019年10月03日
信用格付とESG格付におけるESG要素の違い
ESGの機会・リスクの発生確率(確度)が両者の差
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2019年08月08日
CO2排出量から考えるESG情報におけるデータの読み方
発行体のCO2排出削減量には、国のエネルギー政策が大きく影響
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2019年07月23日
地方の環境施策は単にCO₂を減らせばよいのか
『大和総研調査季報』 2019 年夏季号(Vol.35)掲載
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2019年05月13日
ESG格付は利用者ニーズに応えているか
「質」と「実用性」の面で一定の評価は得ているが、向上の余地あり
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2019年03月15日
経済指標の要点(2/20~3/15発表統計分)
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2019年03月08日
第200回日本経済予測(改訂版)
引き続き内需依存。潜在成長率を下回る低空飛行が続く~①外国人労働者受け入れの賃金・生産性への影響、②グローバル経済のメインシナリオ、③同リスク要因、などを検証~
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2019年02月21日
第200回日本経済予測
引き続き内需依存。潜在成長率を下回る低空飛行が続く~①外国人労働者受け入れの賃金・生産性への影響、②グローバル経済のメインシナリオ、③同リスク要因、などを検証~
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2019年02月19日
経済指標の要点(1/18~2/19発表統計分)
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2018年11月07日
幼児教育無償化による家計への影響試算
280万世帯に対し、1世帯平均年21万円の負担軽減となる見込み
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2018年10月23日
地域金融機関のESG金融はどうあるべきか
『大和総研調査季報』 2018年秋季号(Vol.32)掲載
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2018年10月23日
座談会:SDGsを通じて変わる未来と自身の関わり
『大和総研調査季報』 2018年秋季号(Vol.32)掲載
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2018年10月17日
資金循環統計(2018年4-6月期)
株価上昇と円安により各主体の金融資産残高は増加