米国経済
FRB銀行上級貸出担当者調査(2015年1月)

貸出基準はほぼ変わらず、大・中堅企業向けの借入需要が増加

2015年2月18日

  • ニューヨークリサーチセンター 上野 まな美
  • シニアエコノミスト 土屋 貴裕

サマリー

◆2015年1月の調査によると、商工ローンの貸出基準はほぼ変わらず、前回の調査に比べ、価格条件または非価格条件を緩和した銀行は少なかった。借入需要は大・中堅企業向けが増加した。

◆商業用不動産ローンにおける貸出基準もほぼ変化がなかった。商業用不動産ローンの借入需要は増加した。

◆住宅ローンにおいては、消費者金融保護局(Consumer Financial Protection Bureau)の適格住宅ローン(QM:Qualified Mortgage)の規則を反映させ、住宅ローン市場に関するより詳細な情報を提供するために、住宅ローンの分類が修正及び拡大された。

◆大手銀行の中には、政府支援機関(GSE: Government-Sponsored Enterprise)適格を含む住宅ローンの基準を緩和した銀行があった。住宅ローンの借入需要に関しては、ほぼ変化なしとの回答が多数であった。

◆消費者ローンの貸出基準及び貸出条件はほぼ変わらなかった。一方、自動車及びクレジットカードローンの借入需要が増加したとの回答が大手銀行から若干あった。

レポートをダウンロードする

お気に入りへ登録

この記事を「お気に入りレポート」に登録しておくことができます。

このレポートのURLを転送する

  • @

お問い合わせ

PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®新しいウィンドウで開きますが必要となります。お持ちでない方は、アドビ システムズのウェブサイトから無償ダウンロードができます。
なお、Adobe® Reader®のインストール方法は、アドビ システムズ ウェブサイト新しいウィンドウで開きますをご覧ください。

Get Adobe® Reader®

リサーチ

リサーチメールマガジン

大和総研研究員によるレポートやコラム、書籍・刊行物などの最新情報を適宜お届けします。

ダイワインターネットTV

2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。