米国経済
米経済見通し 一時的な減速の後に待つもの

緩やかな景気回復継続のシナリオを維持する

2011年5月17日

サマリー

◆市場の景気見通しの上方修正の動きはストップし、そして下方修正に転じている。特に、これまで楽観的な立場だった方が修正幅は大きい。その背景には、足もと11年Q1の成長率が前期比年率1.8%増にとどまったことが挙げられる。しかし、景気減速は一時的なもので、Q2以降は再び緩やかな成長軌道に辿っていくという見通しは、弊社を含めた市場のコンセンサスであり、バーナンキ議長を始めとするFedメンバーも異論はないようだ。。

◆やはりカギを握るのは個人消費になろう。ガソリン高などの物価上昇に翻弄されているものの、雇用・所得環境が着実に改善しているなかでは、大きく下方屈折するとは考えにくい。それだけ家計の不透明要因に対する耐久力は高まっているとみられる。一方、企業の景況感のうち、製造業は堅調さを維持しているが、出遅れたサービスセクターが逸早くスローダウンした点は懸念される。ただ、企業全般ではお金を積極的に使うようになっていることから、昨年の二の舞は回避されるだろう。

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2017年9月28日
欧州経済・金融見通し ~ブレグジット交渉に行き詰る英国~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。