新興国経済
新興国マンスリー(2017年7月)アジアが主導する世界貿易の回復

~世界景気を支える新たな軸となるか~

2017年7月5日

サマリー

◆2017年に入って世界貿易数量が回復してきている。輸入サイドではアジアを中心とした新興国の増加が際立ち、それが先進国を含むグローバルな輸出の回復に対応している。輸入増加のけん引役の一つは中国であるが、その品目のすそ野の広さは、インフラ投資や不動産関連投資の反動減などのマクロ的インパクトが抑制される可能性があることを示唆する。

◆輸入の回復はアジアの多くの国に及んでおり、必ずしも中国依存ではない。これが、製造業の分業体制の再配置の第二弾が始まった結果であるとすれば、アジアを軸とした世界貿易の回復には持続性が期待できる。それは世界経済の回復持続を補完する役割を果たすことにもなろう。

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2017年6月20日
新興国経済の展望~順風は続くのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。