新興国経済
新興国マンスリー(2014年12月)原油価格下落のメリット・デメリット

~アジア、米国、EUの景気を後押し~

2014年12月3日

サマリー

◆原油価格の下落に拍車がかかっている。それは原油の純輸入国に実質的な減税効果をもたらすが、地域的に見るとそのメリットを一番多く受けるのはアジアである。先進国も総じてメリットが大きい。それは欧州や日本の景気を下支えし、米国の景気回復をより確固としたものとする効果を持とう。先進諸国の金融政策をより緩和的にするという副次的効果がもたらされる可能性もある。

◆一方、原油輸出国は所得移転の被害者であるが、その効果が大きいサウジアラビアなど中東産油国の多くは、これまでの原油輸出によって蓄積してきた富の膨大さゆえに、所得移転が即座に支出削減にはつながらない。原油価格下落は、世界経済を再度、緩やかな回復軌道に乗せるきっかけを与える可能性がある。

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2016年7月7日
欧州経済・金融見通し ~英国は本当にEUを離脱するのか?~

書籍

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『習近平時代の中国人民元がわかる本』

誕生から半年が過ぎようとして、“改革”に力が入る中国・習近平政権。なかでも、人民元は、中国が世界にアピールできる1つの武器となっている。本書では、人民元に対する素朴な疑問から、中国が目指す未来まで分かりやすく解説。そして、変わりゆく人民元に投資する際の留意点なども指摘している。

川村 雄介 監修・著、
大和総研 著
『ミャンマー開国 ― その経済と金融 ―』

民主化政策への転換を図り、開国したミャンマー。本書では、ミャンマーの歴史・政治体制を俯瞰し、人的資本、産業構造、対外関係、金融・財政などを統計に基づき客観的に解説、抱える課題や今後の経済発展に必要な政策についても述べています。ミャンマーをより深く理解して頂くため、多くのビジネスマンに活用して頂ければ幸いです。