企業会計最前線
米国のEPS 会計基準案

FASB が公開草案の改訂版を公表

2005年12月8日

制度調査部 古頭 尚志

サマリー

◆2005年9月30日、FASB(米国財務会計基準審議会)は「EPS(1株当たり利益)」に関する公開草案の改訂版を公表した。

◆FASB はIASB(国際会計基準審議会)との間で会計基準のコンバージェンス(収斂、統合)プロジェクトを進めている。本件はその一環として1997 年2 月に公表されたFASB StatementNo.128Earnings per Share」(FASB 財務会計基準書第128 号「1 株当たり利益」)を改訂し、国際会計基準(IAS)との調和を試みるものである。

◆basic EPS(基本1 株当たり利益)、diluted EPS(潜在株式調整後1 株当たり利益。「希薄化(後)1 株当たり利益」と訳されることもある)の計算方法の見直し等が提案されている。

◆ここでは本草案の他、EITF(FASB の緊急問題専門委員会)から公表されたCo-Cos(ContingentlyConvertible debt instrument、条件付転換負債証券)の取扱基準に関する草案や、2005年6月に公表された少数株主持分の取扱基準の内容(EPS に関する部分)を紹介する。

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