経済分析レポート
2015年10-12月期GDP二次速報

一次速報から小幅上方修正だが、ほぼ想定内の結果

2016年3月8日

  • エコノミック・インテリジェンス・チーム エコノミスト 長内 智
  • エコノミスト 小林 俊介

サマリー

◆2015年10-12月期の実質GDP成長率(二次速報)は前期比年率▲1.1%(前期比▲0.3%)と、一次速報(前期比年率▲1.4%、前期比▲0.4%)から小幅に上方修正され、市場コンセンサスも上回った。市場コンセンサスに比べて上振れしたのは、一次速報から下方修正されると予想されていた設備投資、一次速報から横ばいとみられていた在庫投資がいずれも上方修正されたことによるものである。日本経済が「踊り場」局面にあるという当社のこれまでの見方を再確認させる内容だと言える。

◆一次速報からの改訂内容を需要項目別に見ると、個人消費と公共投資が下方修正される一方で、設備投資と在庫投資が小幅に上方修正され、全体を押し上げた。法人企業統計の結果などを受けて、設備投資が前期比+1.5%(一次速報:同+1.4%)と上方修正された。在庫投資は前期比寄与度▲0.0%ptと一次速報(同▲0.1%pt)から小幅な上方修正となり、市場予想(同▲0.1%pt)を上回った。

レポートをダウンロードする

お気に入りへ登録

この記事を「お気に入りレポート」に登録しておくことができます。

このレポートのURLを転送する

  • @

お問い合わせ

PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®新しいウィンドウで開きますが必要となります。お持ちでない方は、アドビ システムズのウェブサイトから無償ダウンロードができます。
なお、Adobe® Reader®のインストール方法は、アドビ システムズ ウェブサイト新しいウィンドウで開きますをご覧ください。

Get Adobe® Reader®

リサーチ

リサーチメールマガジン

大和総研研究員によるレポートやコラム、書籍・刊行物などの最新情報を適宜お届けします。

ダイワインターネットTV

2017年6月7日
「第193回日本経済予測」景気回復が続く中、地域経済はどう動く

書籍・刊行物

熊谷亮丸、大和総研
トランプ政権で日本経済はこうなる(日経プレミアシリーズ)

「波乱はなし」と思われた米大統領選で、まさかのトランプ勝利!今後の米国・日本経済では何が起きるのか?トランプ勝利で不透明感の強まる米国の通商政策や金融規制、環境政策、日本経済の先行きについて、大和総研のエコノミストたちがやさしく、わかりやすく解説しています。2017年の経済情勢を見通すうえで必読の一冊です。

熊谷 亮丸 監修、大和総研 編著
この1冊でわかる 世界経済の新常識2017

「米国大統領選挙」「Brexit」「中国『バブル』崩壊」「FinTech」・・・私たちの日常生活には、「世界経済」に関するニュースがあふれています。本書では、トランプ大統領誕生による米国経済への影響をはじめ、世界経済はどんな仕組みで動いているのか、なぜ世界経済の動きが日本経済に影響を及ぼすのかなどについて、わかりやすく解説しています。