プロジェクトダッシュボードサービスの提供開始について
~FPTソフトウェア社(ベトナム)のプロジェクト管理ツールをSaaS化~
2009年08月21日
株式会社大和総研ビジネス・イノベーション(略称:DIR‐BI、本社:東京都中央区、代表取締役社長:太田 浩司)は、FPTソフトウェア社(本社:ベトナム ハノイ、CEO: Bui Thi Hong Lien)が自社開発したプロジェクト管理コミュニケーションツールをSaaS(*1)化し、『プロジェクトダッシュボード』(仮称)として平成21年度下期よりサービス提供を開始いたします。
大和総研ビジネス・イノベーションは、FPTソフトウェア社が自社におけるプロジェクト管理を目的として開発したソフトウェアに対し、インターネット経由でサービス提供するための機能追加を行い、プロジェクトの発注企業ならびにSI企業に対してサービスを提供いたします。
なお、プロジェクトダッシュボードは、SaaS提供とあわせ、ライセンス型の販売も計画しております。
(*1):『SaaS』:Software as a Service ネットワーク(主にインターネット)を経由してソフトウェア機能を提供するビジネスモデル。
大和総研ビジネス・イノベーションは、今回の計画を契機として、今までオフショア開発としての活用が中心であったアジア圏のソフトウェア企業をプロダクト調達先へ発展させ、国内に安価で良質なサービスを提供してまいります。
<プロジェクトダッシュボードの概要>
プロジェクトダッシュボードはWeb画面を介してプロジェクト発注者(または管理者)と受注者(開発者)がプロジェクト状況(進捗・品質・生産性)を共有できる環境を提供致します。
本製品では、マルチベンダーやマルチ言語、マルチアーキテクチャなど条件の異なる環境で実行されている複数のプロジェクトが統一指標で定量管理でき、以下の特徴があります。
<プロジェクトダッシュボードの特徴>
- 過去統計との比較によりプロジェクトの生産性評価が行えます。
- 複数のプロジェクトを統一指標により定量比較できます。
- エクスポート/インポート機能によりMS-Project等既存プロジェクトツールとの連携が行えます。
- 計画・実績のインポート機能により既存プロジェクト管理ツールとの併用も可能です。
⇒個々のプロジェクトは既存ツールで管理、全体統括者はプロジェクトダッシュボードで管理等
<プロジェクトダッシュボードの予定価格>
- SaaS型: 3,000円/ユーザー月額
- プロダクト販売型: ライセンス費用 2,500,000円 保守費用 750,000円/年
株式会社大和総研ビジネス・イノベーションについて
大和総研ビジネス・イノベーションでは、情報システムの活用、IT戦略策定支援等に関するシステムコンサルティングをはじめ、大規模基幹系システムに関するシステム設計から構築、保守に至るシステムインテグレーション、およびシステムの運用、管理、改善を担うデータセンターサービス、また、それらを統合的に提供する共同利用型サービスやアウトソーシングサービスまで、ワンストップでのトータルサービスを特徴としています。
大和総研ビジネス・イノベーションについての情報はhttp://www.dir.co.jp/bi/をご覧ください。
FPTソフトウェアについて
FPTソフトウェア(CMMIレベル5/ISO27001:2005)は、FPTコーポレーションの子会社であり、ベトナム最大手のソフトウェア開発アウトソーシング会社です。FPTソフトウェアは、ベトナム国内のみならず、海外にも複数の活動拠点を有し、ソフトウェア開発/保守、ERP、品質評価、マイグレーション、組み込みシステム開発や、BPO等の幅広い分野のソフトウェアサービスを提供しています。
FPTソフトウェアについての情報はhttp://fpt-software.com/default.aspxをご覧ください。
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