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「ベトナム社会主義共和国 米油及び脱脂糠の製造並びに用途開発にかかる案件化調査」に係るコンサルティング業務を受注

2017年1月27日

本件は、2016年6月に独立行政法人国際協力機構により「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」として採択された和歌山県に本社を置く築野食品工業株式会社から、外部人材としてのコンサルティング業務を当社が受注したものである。

ベトナム政府は、日越協力の枠組において策定された「ベトナム工業化戦略」(2013年7月)において、農水産加工を重点6業種の一つとして位置付けている。とりわけベトナムは世界有数の米生産・輸出国であることから、米作及び米加工品の高付加価値化は重要な課題である。

精米の過程で産出される米糠は、食用油に適した油分および有効成分を多く含有し、日本を含む諸外国では米油産業が発展しているが、ベトナムにおいてはこのような米糠の有効活用が進んでいない。

本調査においては、米糠に関する調査を中心に、同社の有する米糠の高度利用の技術力と経験を活かし、ベトナムに米油の抽出技術を導入するとともに、副産物である脱脂糠の高付加価値化及び需要開拓を図ることを目的とする。

また、ベトナムの精米所の米糠品質(籾乾燥、精米、保管、運搬の各工程)を調査し、高品質の米糠原料の確保及び米油副産物である脱脂糠の販売先の確保も調査の目的とする。

将来的には、我が国で培われた米油製造技術及び脱脂糠の高度利用がベトナムに技術移転され、米油の産業発展と脱脂糠の高度利用が進むことが期待される。

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