<実践>サステナブル経営

テーマの概要

持続可能な経営品質の追求

現代の企業経営は、製造業を中心にサプライチェーンの中に組み込まれており、一企業が危機的事象の発生により、操業が停止してしまうとサプライチェーン全体が停止してしまうという事態になりかねません。まさに、企業経営において持続可能(サステナブル)であることが求められているのです。

そして、サステナブル経営を実現する目的で、かつて品質分野や環境分野でマネジメントシステムの導入が図られ一定の成果をおさめてきました。しかし、その後、危機管理や法令遵守の分野においても、社内体制の整備やその実効性の確保が求められるようになり、サステナブル経営の対象範囲は広がってきました。また、さまざまなステークホルダーからは経営の透明性も求められています。

サステナブル経営を実現するための取組は、事業運営の継続性が担保されるだけでなく、経営品質の向上にもつながります。

限られた経営資源の中で、経営者としてどのようにサステナブル経営を実現していくのか、さまざまなマネジメントシステムのフレームや国内外の事例を踏まえ、サステナブル経営実現のために求められるモデルを追求してまいります。

テーマの方針

サステナブル経営の分析視点

さまざまな危機的事象で企業の存続が危ぶまれた事例は枚挙に暇がありません。このような事例の中に、他山の石として参考にすべき点がないのか。また、サステナブル経営実現のための取り組みが、特別な活動としてではなく日常の企業活動に落とし込むことはできないのか、悩まれている企業も多いかと思います。

経営品質を高めるという視点で、サステナブル経営に関し、組織に定着させるための仕組みやツールを以下の7つの視点で探求していきたいと考えています。

  1. ファイナンス・アプローチ
    • 金融機関では、サステナブル経営への取組がなされている企業に対し、格付け(環境、防災)を通じ、融資の優遇策や貸出金利の引き下げといった経済的なインセンティブを提供しています。
    • このような経済的インセンティブは、組織の経営者にとってもサステナブル経営に取り組みやすい環境を提供しているといえます。先行的な取組をしている企業の共通点を探りたいと思います。
  2. マネジメント・アプローチ
    • 経営者にとって、不測の事態に事業を継続させることは、責務でもあります。
    • 経営者として、限られた人、物、資金などの経営資源に制約がある中で、どのようにサステナブル経営に取組むべきか、考察します。
  3. ストラテジック・アプローチ
    • サステナブル経営を維持していくことは、経営戦略にもつながる取り組みです。企業や組織は、さまざまな危機的事象に直面しても、社内外のステークホルダーから重要な事業の継続又は早期の復旧を望まれています。従って、ステークホルダーのニーズと期待を十分に認識し、サステナブル経営を積極的に経営戦略に反映させるためのプラクティスについて探っていきます。
  4. ビジネスアフェア・アプローチ
    • サステナブル経営においては、どのような危機的事象があり、どのようなに対応すべきか、日頃から注意を払っておく必要があります。しかし、商慣行の変化、ITの普及に伴い、質的にも量的にも、危機的事象の変化が絶えません。
    • 事業や業務を取り巻く外部環境変化への対応に関する取組みやツールについて考察します。
  5. アカウンタビリティ・アプローチ
    • 企業や組織は、危機的な発生事象に対して備えを行ないサステナブル経営を実践していることは、従来に増して高く評価されるようになってきています。そして、そのような取組について、有効な方法(例えば、有価証券報告書、アニュアルレポート、CSR報告書)で積極的に開示することが望まれています。
    • サステナブル経営の運営において、どのような開示が効果的なのか、国内企業のみならず海外企業の動向も踏まえ、考察します。
  6. ヒストリカル・アプローチ
    • 企業の事業活動も時代の変化とともに変容する場合があります。また、新規事業を立ち上げる場合もあります。サステナブル経営を実践していく上で、どのような点に留意し、経営判断し、事業運営の管理評価をしていくのか、探っていきたいと考えています。
  7. グローバライジング・アプローチ
    • 企業活動のグローバル化は、さまざまな業種に広がっており、ますます、サステナブル経営を維持していくことが難しくなってきました。
    • グローバルで活躍する欧米企業などにサステナブル経営への取組にヒントがないのか、探求していきます。

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