<実践>コーポレートガバナンス

テーマの概要

『形』に止まらないコーポレートガバナンス構築を

現代の上場会社におけるコーポレートガバナンスの機能・役割としては、資本市場からの信頼を獲得して確固とした経営基盤を構築することおよび事業活動の適切な監督を通じて企業価値を向上することの2点が求められます。そのためのコーポレートガバナンスは決して一通りの形式に収斂するものではなく、各企業に特有の背景により多様化するもので、また企業ごとに異なる多様化の進展プロセスにこそ、コーポレートガバナンスの実効性を高める鍵があると考えます。

近年、上場会社は外国人投資家や規制当局の求めに応じて、コーポレートガバナンスの「形」を整備してきました。社外取締役を設置済みの企業が上場会社の過半数を占めるなど、資本市場からは一定の評価を受けつつあります。しかし、どんなに立派な「形」であっても、「企業価値の向上」という実効性を伴わないのであれば、コーポレートガバナンスは張子の虎に過ぎません。大和総研は「企業価値の向上」につながるコーポレートガバナンスの在り方を追求すべく、真摯に考察を展開してまいります。

テーマの方針

コーポレートガバナンスに関わる分析視点

大和総研は「企業価値の向上」という実効性の伴ったコーポレートガバナンスを目標とし、以下のような分析視点を持って、個別企業に最適なコーポレートガバナンスの在り方を多面的かつ重層的に考察してまいります。

  1. ファイナンス・アプローチ(資本市場との関係構築)
    • 機動的な資金調達・M&Aの実施、敵対株主行動リスクの低減などを推進する上で、最適な資本・株主構成を実現するため、どのように資本市場と向き合うべきか。
  2. マネジメント・アプローチ(経営・組織の効率性)
    • 企業の発展過程や組織体制に応じた、個社に最適なガバナンスとはいかなる形か。
    • 組織の求心力・遠心力を高めるため、どのようなガバナンスが在り得るか。
  3. ストラテジック・アプローチ(戦略策定における役割)
    • 事業戦略の立案と実行において、ガバナンスの役割(決定機能、監督機能)をどのように位置付けるべきか。
    • マネジメント機能との最適なバランスをいかに図るか。
  4. ビジネスアフェア・アプローチ(グループ内部統制)
    • 高次元な経営判断を行うためには、いかにして現場の情報を集約し、意思決定の議論に反映するべきか。
    • 人事・報償などを通じたコントロールをいかに徹底するか。
  5. アカウンタビリティ・アプローチ(株主に対する説明責任)
    • 上場会社としての在るべき姿を鑑み、株主価値の向上に努めることに関して、いかに資本市場の信頼を得られるか。
    • 独自の企業価値に信認を得るには何が必要か。
  6. ヒストリカル・アプローチ(現状の先にある将来像)
    • 過去の制度改革や歴史的な背景を踏まえて、将来のわが国企業はどのようなガバナンスを目指すべきか。
    • わが国資本市場の発展に寄与するガバナンスとはどのような姿か。
  7. グローバライジング・アプローチ(グローバル経営への対応)
    • 海外ビジネス進出、ボーダーレスM&A、グローバル人材獲得などに対応したガバナンスの在り方とは。
    • 海外競合他社にキャッチアップするため必要な取組みとは。

これからの企業経営においては、これらを強力に支持するコーポレートガバナンス体制を考察・構築することが、ますます求められていくものと考えられます。

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