菅野沙織クリック!アジア

第4回 ダナン、ダラット&夏休み

2010年7月1日

ベトナム文化観光フェスティバル
in Tokyo 2010.06.23.24
ベトナムは人気が高い

このごろ、新聞の一面では、ベトナム経済発展への日本企業の協力体制に関わるニュースが目立っている。しかし、ベトナム経済の専門家でもなく、また国際業務からも遠い人は、このビッグ・ビジネスのニュースをさらっと読んですぐ忘れてしまうのではないかと想像する。多くの人たちは、ベトナムとの経済交流の関連情報など、縁遠い話として気にも留めないかもしれない。ところで、ベトナムと今まで縁がなかった、夏休みの旅行を計画中の方にはいいお知らせ!ベトナム経済の発展は、「夏休みはどこで過ごそうかな」と悩んでいる旅行好きな日本人に、アジア地域における新しい選択肢を提供してくれるのである。

観光プロモーション会社のブースは
潜在的な顧客が集まる

ベトナム中部にあるダナンリゾートについては、ご存知の方がいらっしゃると思う。港街であるダナンは、20年ほど前からサーフィンの国際試合が行われるほどいい波を誇り、世界のサーフィンコミュニティーを虜にしている。サーフィンをしない観光客の間でも、細かくて柔らかい砂のビーチが有名である。ダナンのフラマ・ビーチリゾートホテルは、ベトナムのトップリゾートホテルに入ると、好評。さらにダナンは、2009年末に、ベトナムの最大のカジノがオープンされており、アジア各地の富豪を呼び込むことに力を入れている街である。

自転車の前に座席をつけた人力車『シクロ』

しかし、ベトナムのリゾートはダナンだけではない。「ダラット」という不思議な名前のリゾートをご存知ですか。「ダラット」の響きは、まさに「ゆっくり」と過ごす気分を連想させる。毎日、仕事で忙しい人に時々「だらだら」の幸せを~、という思いを起させる地名なのである。
そのダラットは、ベトナム中南部の、ベトナム人や欧米人に人気が高い避暑地である。標高1500メートルで、年中の気温が25度前後、松の林が放つイオンで健康によい環境を誇る土地だ。19世紀末にフランス人に発見され、20世紀に入ってから最初のホテルが建てられて、ダラットの街が誕生した。今は、カップルや新婚夫婦に人気が高く、「恋人の谷」があるくらい、ロマンチックなリゾート地でもある。最近、ダラットに行ったロシア人の知人から、この街はすばらしい自然の他にも、かつてのベトナム皇室の夏の宮殿やクレイジー・ハウスと呼ばれる家(ロシア留学から帰国した女性建築家が建てたアーティスティックなテイストの家)が名所となるなど、見所がいっぱいあることを聞かされた。ダラットに行く交通手段は、ハノイから飛行機で1時間40分、ホーチミンからだとより近く、飛行機で40~50分である。ダラットは昔「リトル・パリ」と呼ばれたこともその知人から聞いた。蒸し暑い雨季の東京にいる私は、ダラットに行ってみたい!との気持ちが高まる一方である。

民芸品がかわいい
昨年12月 ハノイにて

毎年、夏休みの計画に真剣に悩む私にとって、アジア方面の魅力的なリゾートが増えていくことほど喜ばしいことはない。いつか、近いうちにダナンかダラットに行って、少しばかりの「だらだら」の贅沢を味わいたい。

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