エマージング・マーケット・ニュースレター
CLMV諸国におけるコメ生産とポストハーベスト・ロスの現状と課題(1)

コメ輸出大国を目指すミャンマーの潜在成長力

2013年10月11日

  • アジア事業開発グループ チーフコンサルタント 瀬越 雄二
  • シニアコンサルタント 横山 幹郎

サマリー

◆ASEAN諸国は、過去10年、世界のコメ貿易量のおよそ53%を占め、今後10年間同様の水準が続くことが予想されている。また、ASEAN諸国を含むアジアの人口は、2050年までに15億人の増加が予想されている。この点からも、アジアでは食糧の大幅増産が必要となる。特に、コメを主食とするアジアでは、国内消費分を超えるコメの増産が強く要請されている。このような状況において、近年、注目されているのがポストハーベスト問題である。アジア諸国におけるコメ収穫量は、収穫から消費者に至るまでのサプライチェーンの中で、生産量の10~15%が失われていると言われ、それに質的損失分を加えると15~50%と言われる。本稿では、CLMV諸国、とりわけ、ミャンマーに焦点を当て、このポストハーベスト問題に言及する。コメ生産に係るポストハーベスト問題は単なる技術的問題ではない。その対応には、当該国の文化的・社会的・経済的・産業構造的な側面が深く関係する。従って、その生産性向上には、農家を含むステークホルダーが共同して、新たなコメのバリューチェーンを構築することが要請されている。

 

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